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世界初❣️野菜パウダーで描かれた絵画

松井守男画伯の個展に行ってきました😊

マエストロ松井画伯は

「光の画家」
「フランスの至宝」

と称される方です。

松井画伯は晩年のピカソと5年間交流されていて、
影響を受けられています✨

会話の中にもピカソがよく登場し、
歴史上の人物がイキイキと蘇るように感じます。

フランス在住55年
パリ30年
コルシカ島25年(ナポレオンが生まれた島)

2000年にフランス政府から『芸術文化勲章』
2003年にはフランス最高の栄誉『レジオン・ドヌール勲章』
を授与されてられます。

昨年2月に来日されて、コロナ禍のため日本に滞在されています。

私も昨年2月の節分に東京の神田明神で初めてお目にかかりました。

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この色鮮やかな、
見ているだけで幸せになる作品は
定形外で廃棄処分する予定だった
新鮮な野菜を特殊な技術で
栄養価も香りもそのまま残っている
〈野菜パウダー〉が使われています🍅🍆🥕🫑🌽🥒

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ギャラリーに展示されている作品は全て
〈野菜パウダー〉が使われています。

野菜は土・水・太陽の中で成長し、
見方を変えれば自然のエネルギーそのもの。

(野菜の色は栄養素が詰まったものの表れです。)

そのエネルギーが作品を通して
私たちに伝わってきます✨

驚きとともに感動で
言葉が見つかりませんでしたが
大きな愛に包まれているような
とっても幸せな気持ちになりました🥰🥰🥰

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松井画伯いわく、
絵とアートの違いは
「感動するかしないか」
だそうです!!

まさしく松井画伯の作品はアートでした✨✨

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フランスでは「巨匠は自分の絵の具を作れ!!」
と言われるそうで
松井画伯は〈野菜パウダー〉を選ばれました。

「芸術家は先端をいく科学者でなければならない」
とも話されている松井画伯は御年78歳ですが、
新しいものに挑戦するエネルギーがすごいです🔥🔥🔥

開発されたのは
岩崎真宏 / Iwasaki Masahiroさん
(医学博士・管理栄養士、臨床検査技師)

情熱溢れる、感性豊かな若き研究者でした。

「身体と心の栄養」をテーマに対談されました。

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画家にとって油絵具を使い続けることは
特に湿度の高い日本では
身体にとって良くないらしく、
油絵画家の寿命は長くないそうです。

ですので、画家の健康にとっても
〈野菜パウダー〉を画材として使うことは
とても良いことです。

アートも健康志向に変わりつつあり、
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)
にも通じる松井画伯の発想に感銘を受けました。

『自然食❌アート』の融合です!!

この自然から作られた
〈野菜パウダー〉で描かれた絵を
さらに太陽や風に当てて
自然の力も加わった作品に仕上がっています。

水彩画で描かれた
舞妓さん、芸妓さん達の肖像画
も同時に展示されていました。

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こちらも抽象度が高く
柔らかいタッチ
そしてエロティシズムがたっぷりで
とってもステキな作品でした。

5/30(日)まで開催されていますので
お時間のある方は
ぜひ直接、松井画伯の作品をご覧下さい!!

追伸:この作品はこの4月から描かれたものです!こんな短期間にこれだけの作品を生み出されるなんてスゴイです✨✨

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同時代ギャラリー

『松井守男 個展 肖像画を描く』
会期 2021. 5/11(火)~5/30(日)12:00~19:00(最終日は16:00迄)

ギャラリートーク:5/22(土)に開催予定。定員30名(要予約)
後援:在京都フランス総領事館

〈展覧会開催にあたって一言〉
私にとっての芸術の都は『パリ』ですが、初めての肖像画展を世界に先立ってもう一つの芸術の都『京都』で開催されますことをとても慶びと思っております。

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