【Autocadコマンド】DATALINKについて

こんにちは。
AutocadコマンドのDATALINKについて自分用に解説します。

「DATALINK」コマンドの概要

CADデータ内の表とExcelの内容をリンクさせるためのコマンドです。
［挿入］タブからリンクを設定できます。
AutoCADテーブルをExcelスプレッドシートに書き込む方法 (autodesk.co.jp)

Autocad 2022の画面

私が「DATALINK」を使ってやりたかったこと

ExcelとCAD上の表のリンク　です。まんま
Excelを更新したらCADも更新されるし、CAD上の表を更新したらExcelが更新されるというのが理想でした。
ただ、そんなうまい話はありませんでした。

課題点

CAD上の表に行・列を追加するとエクセルの表も追加→反映されない

項目が増えたからCAD上の表に行を増やそう。
⇓
表に変更があったからDATALINKUPDATEでExcelを上書きしよう。
⇓
あれ、変更されない？
追加した行を触ってみると、リンクが設定されていない；；

よし、じゃあ面倒だけど追加した行のセルにリンクを設定しようと思って
プロパティから変更してみてもリンクできない・・・

じゃあ逆に、Excelで項目を追加してからCAD上の表に行を追加してからDATALINKUPDATEでソースからデータをダウンロードしてみよう
⇓
うまくいけた

解決策（暫定）

行列増やしたかったらまずExcelを更新する

めんどくさいけどリンクがうまくいく方法が見つかるまで暫定的にそうする。
DATALINKを使う上で重要なのは、CAD上の表のセルのプロパティをみて、しっかりリンク飛んでるか確認することだと思う。

ＤＡＴＡＬＩＮＫした表のセルのプロパティ

まとめ

DATALINKは便利なコマンドだけど、完全に同じ動きをしてるわけではないから気を付けて扱おっと。