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サウナ好きがフィンランドまで行ったはなし その3

ついにクーサモ着

ぐわんぐわん揺れるプロペラ機に乗って約1時間20分。
ついにクーサモ空港に到着しました。
1日3便しかないと考えると東京⇔八丈島間のようなものでしょうか。

ヘルシンキと違って深い雪に包まれた空港。
さながら北九州空港並みのコンパクトさです。
さてここから空港までお迎えに来ていただき
サ旅1巻にも載っていたPohjola's Pirttiへ向かいます。

Pohjolan Pirttiでの素晴らしい体験

雪まみれのクマさんのお出迎え

サウナの妖精ターニャさん&ピーターさんに迎えられ
サウナ大使も絶賛していたブルーベリーとバナナのスムージー(美味!)や
湖で獲れた魚のサーディンなどをいただきながら
ヴオトゥンキ周辺のサウナの歴史や現在のかたちを伺いました。

右のそれが至高のスムージー!

お話を聴き、一通りサウナの説明を受けた後
キャビン内の3つのサウナを堪能します。

うち2つが電気ストーブ、1つが薪ストーブのサウナ。
電気ストーブと侮るなかれ。
電圧が日本と違うためなのかこんなコンパクトなストーブに
がんがんロウリュを投げても全然平気なもよう。

なお、日本の丁寧なロウリュと違い
フィンランドは投げ入れるスタイルがベターなようです。
帰国してから受けた日本のロウリュは、なんだか侘び寂びを感じました。

オイルやレモン、ハーブの入った足湯に浸かりながらのサウナは
驚くほど汗が出ました!デトックス感ある…!

薪ストーブのサウナは柔らかい熱とロウリュの湿度で
めっちゃ好きなサウナだーーーーー!って感情が溢れました。
ついでに涙も溢れました。

ターニャさんにウィスキングしていただく至福の時間。
写真はヴィヒタですが、針葉樹のウィスクも初めて目の当たりにしました。
柔らかく当てるだけでもすごくチクチクします。

サウナの合間にターニャさんが用意してくださった
白樺茶やコケモモジュース
そしてあの美味しいスムージーを飲んで水分補給。

水風呂はありませんが、やわらかな雪の上にダイブすると
一気に身体が引き締まり、死に、また生き返ります。
この繰り返しです。
何度もサウナで死にかけては生き返っていますが
死んでまた生き返る体験はなかなかないと思います(伝われ…!

びっくりしたのは、デッキに温浴槽があること。
最近の流行らしく、新しめの施設はこぞって設置しているらしいです。
お風呂文化の日本人にとっては嬉しいですねー!
(なお、温浴槽があったのは旅先ではこちらだけでした)

そんなこんなであっという間のサウナタイムが終了し
別棟に移動してこの地方の郷土料理のランチをいただきました。

サラダやライ麦のパン
野菜は日本で食べるものよりも水分量が少なくシャキシャキしてる印象。
ライ麦パンも自家製だそうです!

川魚のハンバーグに、タールが香るグリル野菜。

クラウドベリーやブルーベリーを使ったゼリーのデザート。
なおクラウドベリーは幸運を呼ぶと言われているそうです。

これが私のキャリアの頂点よ!と笑顔で語るターニャさん

3〜4時間一緒にいただけなのになんだか離れがたくて
最後にハグしていただきました。
お二人のお人柄は勿論ですが
最終的にフィンランドの事を思い出すたびに
一番最初にPohjola's Pirtiでの体験を思い出すんじゃないかな…?
そのくらい濃密な時間でした!


さて次はいよいよあの7つ星スモークサウナへ…!


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