海外視察で自分らしい会社を創る!
おはようございます。今朝も勢いで書きます。
随分前の話になるが、私は住宅会社や不動産会社、住宅リフォーム会社向けに海外視察ツアーを開催していた。その頃に行ったのは、
・ドイツ&スイス
・イタリア&南フランス
・アメリカシアトル
・ベトナム
・韓国
といった国々。毎回視察のテーマを設定していた。ドイツはエコ住宅、イタリアはミラノサローネ(デザイン)、シアトルは高級住宅、ベトナムは資材や家具の仕入れ、韓国は先進的なIOT住宅といったように。
視察ツアーは国内でも時々行っているが、それでは見られないもの、体験できないものを視察し、国内で先進的な会社となっていただくために企画をしていた。
参加をしていただいたのは、多くは経営者だったのだが、高いお金を払っていただいて、また忙しいなか多くの時間も使っていただいて、海外へ先進的な事例を見に行こうということなので、参加者の方々は個性的な方が多かった。
そして、参加いただいた企業にはエコ住宅の開発、イタリアの家具やインテリア業者との取引き、高級住宅の開発など、実際に事業に活かしていただき、業績を伸ばされた会社が多い。
そのために開催をしていたので、ツアーの目的どおりである。
ところが、まだ他にこういった海外視察ツアーに参加する目的があったことを、その時に参加していただいた経営者の方に教えていただいた。
私はツアーの目的として、「どのような人が参加するツアーなのかを見て、参加するかどうかを判断した方が良いですよ。」とよく言っていた。
海外へ出かけて何を見るのか、何を体験するのかは大切な事に違いないが、どのような人が参加するツアーなのかもそれと同じくらい大切だと考えていた。
通常、海外の視察ツアーとなると、短くて3日間、ヨーロッパやアメリカなど遠いところになると5日間から7日間ほどのツアーになる。
その間、参加者の方々と一緒に過ごすことになる。そこではコミュニケーションをとり、情報交換もする。参加者同士が仲間となり、刺激を与えあい、また帰国してからのライバルにもなる。
どのような出会いができるかが重要なことがお分かりいただけるだろう。
さて、当時は気づいていなかった目的なのだが、それは、「自分らしい会社を創ろう」と考えるきっかけになることだ。それを当時参加いただいた一人の経営者から教えていただいた。
上にも書いたが、このような視察に参加する経営者は個性的な人が多かった。個性的な社長が経営する会社は、会社も個性的なものになる。そして、高いお金をかけて、多くの時間を使って、海外視察に参加する企業のほとんどは、業績好調なところが多い。
このような社長と長い時間を一緒に過ごすことでお互いの理解も進む。そして、理解が進めば進むほど、他の社長の個性にも触れる。そこで、考えたそうだ。
「会社は自分らしく経営することで良いんだ。」と。
他の社長の個性に気づき、長く触れることで、自分自身の個性を考える。そして、経営にそれを活かすように考える。そういうメリットが海外視察ツアーにはあった。
個性を大事にして今日もステキな一日に。
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