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良い会社にしていく。

おはようございます。今朝も勢いで書きます。

「良い会社にしたい」という社長は多い。そのときに大事なのは「良い会社とはどういう会社なのかを定義付けしておくこと」だ。良い会社と言われても抽象的な表現であるために、何をどう目指せばいいのかが分からない。分からないものは目指しようがなく、実現することもない。

良い会社となるために社員満足度アンケートのようなものをとり、社内の取り組みや環境について様々なチェックを行う。これも一つの方法だが、ではそれを行っている会社は良い会社になっていっているのかと言うと疑問がある。

その理由はチェック項目が多くて、何をどのように改善を進めればいいのかが分からないからではないだろうか。あるいは、あまりにも多くの改善点が見つかってしまって、何から手をつければいいのかが分からなくなるからではないだろうか。

実行を進めるには、実行策はできるだけ少なくて、シンプルなものがいい。そして、見込まれる効果が高ければ高い方がいい。

ところで、いま、多くの社長はなぜいい会社を目指したいと言うのだろうか?

おそらく一番の理由は採用力がある会社にしたい、それから社員の定着率が高い会社にしたいということだと思う。いまは効果の高いマーケテイング手法を用いて集客を増やすことができても社員がいないために仕事が思うように進まない。採用をしようとしても応募がこない。こんな会社が増えている。

集客以上に採用がハードルとなり、業績が伸びない。

このような会社にとって良い会社とは「社員が集まり、定着をする会社」ということになる。

では、そのために何をすればいいのか?働く環境を改善する?、あるいは福利厚生を大手企業並みに充実させていく?そういうことも大事だろう。しかし、そのためにはお金がいる。しっかりと経費をだせる状態であればいいが、大手企業並みにしようと思えば難しい面もあるだろう。

そこで、まずおススメなのが「社員の家族に応援される会社になること」だ。社員の家族から「良い会社ね」と言ってもらえる会社になる。特に社員の奥さんや旦那さんから言ってもらえるようにしていく。これが社員にとってどれだけ働きやすい環境になるか。

「あなた、良い会社で働いているのだから仕事頑張ってね。」と言われる。また仕事で帰りが遅くなったり、休みの日に仕事が入ったときも気持ちよく送り出してもらえる。一方で、家に帰ると「たまには家事もしてよね。」とか「子供の面倒も見てよ。」、そして休みに仕事となると「ホント社員をこきつかう会社ね、そんな会社は辞めて他の会社を探した方がいいんじゃない。」と言われる。

大きな違いだ。

家族を喜ばすのはお金も必要だが、それ以上にアイデアでできる。誕生日プレゼントや定期的に美味しい食材を届ける、または記念日などに手紙を書くといったことをしている会社もある。

良い会社とは家族から応援される会社になること

このように定義付けをすれば具体的なアイデアが浮かんでくるのではないだろうか。

良い人になることを目指して今日もステキな一日に。

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