見栄を張らない、おもてなし(掃除編)
こんにちは、浅葱みそらです。
先日、友人を家に招く機会があったのですが、無意識に「人に良く見られたい見栄っ張りな自分」になっていることにハッと気づきました。
大事なことは、自分がどうみられるかではなく、大切な客人をどうもてなしたいかなのに・・・。
頭ではわかっているけど、つい見栄を張ってしまうことってありませんか?
よく見られたくて背伸びしている自分に気づき、自分のできる範囲で相手のことを考えるおもてなしに集中したら、とても気が楽になりました。
背伸びしない。見栄を張らない。
今回は、そんなわたしの気づきを書いていきます。
誰のために掃除しているの?
みなさんは来客の際にどの程度そうじをしますか?
わたしは部屋をモデルルーム並みに美しく整えることを基準にしていました。
「浅葱さんって完璧だね。いつもこんなに綺麗にしてるの?」
そんな風に言ってもらえることを期待して、言ってもらえるまでホッとできない自分がいました。
来客があるからと、前日の夜からあらゆる場所を掃除していました。
朝に夫がシャワーを浴びるものなら、「後でまたお風呂を掃除しなくちゃ!」なんてイライラすることもありました。
本当にこんなに神経質に掃除する必要ってあるのでしょうか?
誰のために掃除しているのでしょうか?
わたしは、わたしが人に褒められたいから掃除をしていたのです。
なんて一人よがりで見栄っ張りな人間なのでしょうか・・・。
しかも無意識にこんな考えで30年も生きてきたのですから、そんな自分に気づいたときは恥ずかしくて仕方ありませんでした。
必要なのは「不快でない状態」にすること
お客様をお迎えするにあたり、どこまで掃除するのかわからない自分がいました。
わたしがどう見られるのかは置いておき、来てくださる方がどう感じるかに集中して考えることにしました。
その結果、わたしが掃除の基準にしたのは、来客者が不快に感じない状態かどうかでした。
必ず使う場所が清潔であることは、来てくださる方に嫌な思いをさせないために必要だと思ったからです。
例えば、洗面台やトイレは、来客者が使う可能性が高い場所です。
使わなくてはいけない場所が、不潔だと嫌な気持ちになりますよね。そんな思いは来てくださった方にさせたくない。
一方で、ピカピカに磨きあげる必要はないのです。
「うわっ、ちょっと汚くて使いたくない・・・」
こんな風に感じさせない状態であれば合格です。
モデルルームなみに使用感を一切感じない状態にしようとして、来客前に家族の使用を禁止する必要なんてありませんよね。(わたしはかつてしていました・・・汗)
本当に大切なのは、重要なことに集中すること
来客の予定が控えていると、なんだかそわそわしてしまったりしませんか?
わたしは掃除だけでなく、料理や部屋の飾りつけなど、おもてなしの準備で頭がいっぱいになってしまいます。
わたしは相手がどうしたら喜んでくれるかを想像して、色々と準備することが好きなタイプです。そのため、おもてなし自体は大好きなのですが、ふと気づくと相手のためではなく、自分のために完璧主義になっている自分がいます。
大切なのは、限られた時間や予算の中で、できることを選択して、集中することですよね。
また来客があるからといって、普段の生活リズムを大幅に崩したり、大切な家族とのコミュニケーションをおざなりにすることも違いますよね。
おもてなしの掃除は、不快でない状態がクリアできていれば、そこで終わりにしても問題はない。
背伸びしたおもてなしよりも、できる範囲で相手を思ったおもてなしの方が喜ばれる。
そして自分の時間も大切にできる。
見栄を張らないって大事ですね。
また1つ、背伸びしない生活に近づけたような気がしています。
次回は、見栄を張らないおもてなし(料理編)を書く予定です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
浅葱みそら
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