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待ってました!サンキュウ!産休!

予定日5週間前35週になるころ、心身ともに疲弊しながらも産休に入った。

ありがたいことに会社の携帯もPCもヘッドセットもすべて返却し、チャットからも退会させられたので仕事のことを一切忘れ出産まで望むことができた。本当にありがたい。次回産休に入るときは自ら上司に「メールやチャットから削除してください」と言おうと思った。

まだ産まれないでね(35,36週)

35,36週は妊娠後期ではあるがまだ正産期ではない。産まれるてくるには少し早いのだ。私は助産院での出産を予定していたため、37週以降でないと病院送り(言い方が悪くてすみません)にされる可能性があった。そのため産休開始後2週間はまだ産まれるなよ...と毎日おなかにつぶやいていた。

焦るな焦るな(37週)

37週になり正産期に入るとなんとなく胸の内がソワソワし始めた。37週と0日目になった途端、マタニティアプリでは”正産期だよ!もうすぐママに会えるの楽しみだな!!”みたいな文字が表示され、こちらの気持ちをせかしてきた。

36週の間は”まだいいよ”と問いかけていたおなかにも、37週になった途端”生まれてこい!”という始末。このころになると毎週のように検診に行くことになっていたので、不安な気持ちを抱え37週も検査に行った。

37週になると本格的に始まるのが内診。助産師さんがおまたに指を突っ込んで、子宮口の開き具合を確認する。手マン(下品、失礼)ではないが、手マンみたいなものだ。

37週の検診ではまだまだ、だった。内診結果を聞き焦っていたらそこに癖の強めな院長が現れ私にこう言ったのだ。

「37週?まだいいのよ、ベビーはまだおなかの中にいなさいな」(赤ちゃんを、ベイビーではなくベビーというあたり、癖を感じる。)

アプリとかネットの情報とかで焦っていた私であったが、それを聞いて安心した。そう、予定日が一番赤ちゃんが成熟したタイミングであって、正産期でも早ければいいというわけではないのだ。

まぁ予定日くらいじゃない?(38週)

と、38週の内診後いわれた。なんで指を入れてわかるんだ、すごすぎる。


とまあ産休の経過はこんな感じだった。毎日2時間くらい散歩をし、真夏にもかかわらずホッカイロをおなかに張り腹巻をして過ごしていた。夜は柄にもなくストレッチをしていた。

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