自信がないから準備が必要
子どもたち、若手の職員の相談を乗っていく中で多いもの 「自分に自信がないので。」 「ネガティブなんで」 そんな時は、いつも「わかるよ。仲間だね」と答えます。
今はそう答えたら「はっ?」という顔をされますが、少年時代の小生のことをしる人はみんな納得すると思います。
人見知り、ネガティブ、強いコンプレックスを持っている少年は、数年後に高校の教員になっております。
今でも人前は苦手です…立場上多くの方の前で話すことが多いですが、お守り代わりのカンペをポケットに入れないとダメ。終わった後は汗でぐちゃぐちゃになっています。
しかし、周囲からは「トーク上手」「場慣れしていると」
このギャップは仕事にプロ意識を持っているか、いないかの差だと思います。よく苦手なんでと簡単にいう人がいます。その時は、その苦手なことをやる前にどのくらいの準備をしていますか?と問います。
努力というと重く感じるので、あえて準備という言葉を使います。
例えば、職業柄自分が学校の保護者の前で話すときは、
来る人の名簿を見てニーズを考える→原稿(カンペ=簡単な箇条書き)を書く=イメージトレーニング ということを必ずします。そして会場に行き、目線上に時計をスタンバイ→話す前に会場の雰囲気を感じ取る
そして、本番です
総理もよく叩かれていますが、原稿を読む感じを少しでも出せば人は耳を傾けてくれません。PPを使うときもあくまで確認用決して目を向けて話しません。
苦手という言葉は、準備をしても尚自分には難しい事だと思います。しっかり準備をして実践すると次第に「慣れ」てきます。そして、ネガティブな感情がプラスに働きいつの間にか、苦手が武器にもなることも。
自分が新任者の研修で行う1つは「準備の仕方」を実践で教えていきます。
「できない、やれない」と「やりたくない」は=じゃない
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