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1人トイレで肩を震わせ、涙をこぼしそうになった、あの朝。

皆さん、お子さんの夏休みいかがお過ごしですか。

暑さ、コロナ感染者の増加、子どもの昼ご飯問題…大なり小なり心身ともに疲弊してくるころじゃないでしょうか。

以前に書いた我が家の次男(3歳)の遅れてきたイヤイヤ期による私のストレスは大爆発。

いつか振り返ったら、
なんであんなに私キレやすかったんだろう…(反省)って思うのか、
私ほんとうに頑張って育児してた!!って思うのか分からないけど、

ある朝、溢れる怒りをコントロールできずにトイレで1人、肩を震わせ、涙を流しそうになった日の事を書き残しておこうと思います。

いつものように、バタバタ朝の支度中。

いつものように、次男はタブレットを見たがり、朝ごはん中に遊び、着たいシャツが無いと泣いていた(例のごとく洗濯中)。

日々、次男のわがままっぷりをできるだけ寝ることでリセットし、朝は笑顔で次男の気持ちに寄り添いながら…と思って対応しているのもつかの間。

いつもなら、夫がいる前で子どもに声を荒げることはしない私。
いつもなら、夫や人の目が私の怒りのストッパーになっていた。

でも、その日は違った。

こみ上げる怒りを抑えることができずに、次男に罵声を浴びせ、それでも怒りが収まらずにトイレに籠った。

怒りで体が震え、何とも言えない負の感情で全身が支配されていた。

涙は流れこそしなかったものの、体は涙でいっぱいだった。

なんとか深呼吸をしてトイレを後にした。

夏休み前から始まっていた次男のわがまま。夏休みはこんなんじゃもたない…と分かっていた。

そう思って、夏休みは仕事を極力減らした。

参加したいセミナーや交流会、SNSの発信をもっとやっていきたい、日本語教師としての経験もまだまだ積みたい…たくさんの思いは一旦しまい込み、今は子どもと向き合うべきと言い聞かせ夏休みを過ごしている。

それでもなかなか変わらない現状。

そこでいつもVoicyで聴いているモンテッソーリ教育のあきえ先生にコメントしたところ、コメントを取り上げて頂いた。

あきえ先生のアドバイスは、今はそういう成長過程の真っただ中であるという事を理解したうえで、次男のわがままに反応しないという対応策だった。

わがままにヒステリーでぶつかるのは負のスパイラルに陥るだけでなく、子どもがその反応を楽しむとまではいかないにしても、反応してくれている…と思い、結局わがままを言い続けることになってしまうと。

こんなに怒りにとらわれていなかったら自分でも導けたんじゃないかと思う内容なのに、育児をしていると本来の自分すら機能しなくなることがあるのが現実だ。

あきえ先生のご意見は私の頭と体にスーッと入り、今は次男に対し過剰に反応しないように実践中だ。

ママ友や夫に話を聞いてもらう事も大切だし、
第3者のアドヴァイスもこんなに響くことがあるのかと驚き、感謝した。

とどまることを知らないコロナ感染者の増加。

コロナ禍でエッセンシャルワーカーの方の負担や後遺症を考えれば、できるだけステイホームが推奨されるのもわかる。

家族以外の人との交流や人ごみを避け、生活しなければならないという事もわかる。

1年に1回の地元への帰省も諦め、家族単位で過ごすことが推奨されるのも…本当によくわかります。

私が育児で一番大変だった頃(長男が入園前)はまだコロナ前だった。

それでも、子供中心に回る生活で自分を見失い、閉塞的な思考にとらわれ、どんどん社会から切り離されていく感覚に陥っていたことを思うと、
コロナ禍で育児をしているママたちの状況を想像するだけで抱えるストレスや精神的な負担はとても大きいと思う。

長男が2歳くらいの時、久しぶりに友達と会える日を心待ちに過ごしていた。結局長男が発熱し予定はキャンセル。(育児あるあるですね)

その時に夫は「熱じゃ、しかたないね」と言った。

私は「しかたない」の5文字で済まされた事に憤りを覚えた。

このコロナ禍で「しかたない」の5文字でどれだけの人がどれだけの事を我慢してきただろう。

ストレス抱えるくらいなら、感染予防を怠ってもいい!!…と言いたいわけじゃないんです。

ただ、この状況で(特に夏休み)追い込まれ過ぎている人がいたら、きちんとSOSをだしてほしい。それをキャッチしてくれる人や場所があってほしい。

まだまだ続くと思われるコロナ禍+夏休み(残り2週間!)を世のママたちが心身ともに健やかに過ごせますように。

強く強く祈っています。(自分に言い聞かせています)


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