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我が子はBMXライダー

東京オリンピックから新種目に追加されたBMX。
タイトル通り…我が家の長男6歳はBMXライダーです。

今日は自転車が長男に与えた影響を書き記そうと思います。

長男にとっての自転車

もともと小さい頃から乗り物が大好きで、児童館の体育館においてあるコンビカー(…って言うのかな)をドリフトかましながら爆走していました。

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それを見て2歳の誕生日にストライダーを購入しようと思い、自転車屋さんでまたがらせてみると、バランスのとれなさ具合が嫌だったのが全く食いつかず購入を断念しました。

時を経て幼稚園に入り、公園でお友達がストライダーに乗っているのをうらやましそうに見つめる長男。乗りたくて仕方がない長男。

「かーしーてー」と言って拒否られるのを極度に嫌がる彼は、
ひたすらストライダーを持っているお友達が乗るのに飽きて放置されるのをただただ待ちます。

放置されたら、もじもじしながら持ち主のママのところに行き、乗ってもいいか確認(姑息…笑)し、やっと借りられるという時期を数か月過ごしました。

12月の誕生日に少し早い10月半ば、検討に検討を重ね我が家が選んだのは「へんしんバイク」

まだまだキックバイクと言えばストライダーがメジャーですが、うちには3歳下の次男がいたので、総合的に考えてへんしんバイクをチョイスしました。

1ヶ月ほどキックバイクとして乗り、売り文句通り30分でペダル漕ぎをできるようになった長男。天才…って思いましたね。(親ばか。笑)

「母ちゃん、離して!」と言われた時の感動は忘れることができません。

自転車を乗り回している時の長男の顔が私は一番好きです。

自転車が大好きで毎日毎日乗り回し、そんな姿がメーカーさんの目に留まり、自転車のモデルをお願いされました。しかも、撮影旅行5泊6日家族ご招待…。すごっ。当時5歳の息子が家族に5泊6日の旅行をプレゼント…この子、一生分の運使い切ったな…と思いました。笑

旅行に招待されたこと以上に、息子が大好きで大好きで乗っていた姿を親以外の人の目に留まり認めてもらえたことが親として嬉しくて嬉しくて…そんなはしゃいでる母ちゃんの姿に、自分ってすごいんだ…!!と彼の自己肯定感アップのスイッチがこの時に押されたのは間違いありません。

BMXを手にした長男(スクール情報有)

へんしんバイクも小さくなり、6歳の誕生日にBMXを購入。彼が選んだのはシルバーのBMX。普通の子供用自転車に比べとても軽くサイズアップしてもぐらつくことなくすぐに乗りこなすことができました。

せっかくなら少しでも技とかできたらいいなーと思い、ネットでBMXの体験やスクールを調べますが、なかなか無い…。

たどり着いたのがコチラのムラスポがやっているスケボーパーク。

超初心者BMX練習会2時間で2000円を発見。調べると高速使えば30分くらいで行けることが判明。でも、うちにはチョロチョロする次男がいるし、開催日は週末=私一人で連れていく…悩みましたが、長男に新しい世界を見て欲しくて通いました。

レッスン内容や先生との相性もあったのか、数回で長男の心は折れ、行くのをやめてしまいました。

レッスン自体は嫌だったけれど、自転車自体が嫌いになったわけではない長男。

そんな時にママ友の同級生がBMXライダーでスクールをやっているらしいと教えてくれました。

調べると高速で小1時間。これまたワンオペで連れていくのを悩みましたが、長男に聞くと行ってみたいと…ならば行こう!!と行ってみました。

こちらの先生とは相性も良かったのか続けたいというので、2週間に1度くらいのペースで通っています。

自転車が長男に与えた影響

長男は特に父ちゃんのガラスのハートを受け継ぎ、言いたい事も言えず、やりたい事も言えず、親としては心配な息子でしたが、自転車は人より上手なんだという自覚が本人にもあるようで、自転車で5泊6日の旅行に招待されたり、人とは違う自転車を持っていることが本人の自信にとてもつながったように思います。

近所の公園でBMXのちょっとした技をドヤ顔で披露することで「自分は他の人とは違う事が好きで、できるんだ!」という思いがシャイだった長男を少しずつ良い方向に導いてくれました。

幼稚園の年中さんの時には少し強めのお友達に嫌な事をされても言い返せなかった長男が、まだまだ控えめではあるけれど自分の気持ちをお友達に伝えられるようになってきた姿は、間違いなく自転車が与えてくれた自信に裏付けられていると思っています。

「好きこそものの上手なれ」

私自身1つの事を突き詰めて続けてやってきた人生ではないので、子どもに「頑張って続けなさい!」と強く言える立場にはありませんが、

「好き」→「がんばる」→「上手になる」→「自信になる」。

このプロセスは子どもにとても必要な事だなー…と実感しています。

何より子どもの努力する姿・成長する姿を見る喜びは何物にもかえがたいと思う今日この頃です。






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