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このマンガがすごい!のすごいをめぐる

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このマンガがすごいシリーズについてまとめます
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記事一覧

自他をエグる自省録:「このマンガがすごい!」理由を探る - 『さびしすぎてレズ風俗に…

ふつう、漫画は楽しむためのものです。 しかし少なからずの作品は、読んでいてゾッとするし、…

「このマンガがすごい!」の"すごい理由"を探る - 『うみべのストーブ』 大白小蟹

短い物語は、簡単に作れそうに思えます。 その成立も、遥か昔かと思いきや、今日的意味でのシ…

放映間近!!「このマンガがすごい!」理由を振り返る -『ルックバック』 藤本タツキ

月に一度、「このマンガがすごい!」の選書について、何がどうすごいかを立ち止まり考え、記事…

「このマンガがすごい!」の"すごい理由"を探る - 『水は海に向かって流れる』田島列…

演技の良し悪しを判断する際、「演技っぽくないこと」を考えることがあります。 泣くシーンに…

「このマンガがすごい!」の理由を探る -『マイ・ブロークン・マリコ』平庫ワカ

「このマンガがすごい!」の選書について、なにがどうすごいのかを深掘りしてみる本シリーズ。…

人はなぜ泣くのか?: 「このマンガがすごい!」のすごい理由を探る - 『逢沢りく』 …

皆さん、関西弁は好きですか? 私は超好き。 特にマンガに出てくる関西弁が好きです。 マン…

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「このマンガがすごい!」の"スゴい"の理由を探る - 『かしこくて勇気ある子ども』 山本美希

ある種の物語は、受け手に特定の"構え"がなければ楽しめない。 ドラマを楽しめるのは、そのドラマで語られているストーリーと自分自身を、リンクさせることができたときだけです。 恋愛リアリティショーに、私は大抵興味がないですが、恋の駆け引きを自分毎と捉えられる人は、とても楽しめるのだと思います。 能楽は、あまりエキサイティングだと受け取られませんが、そこにある精神性や世界観を、自分に引き込み鑑賞できる人なら、とても味わい深くあるに違いない。 今回取り上げるのは、そうしたある種

「このマンガがすごい!」の"すごい理由"を探る - 『月曜日の友達』 阿部共実

「まず初めに、直感的な好き嫌いがあり、その後に理由づけや説明がつけ足される。」 道徳心理…

「このマンガがすごい!」の"すごい理由"を探る - 『ロボ・サピエンス前史』 島田虎之…

人々が自由に発信できるようになり、権威は終焉を迎えた。 ベネズエラ貿易産業大臣を務めたモ…