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「なりたい自分」になるための自問自答

私は何になりたくて、服を選んでいるのだろう。

あきやあさみさんの「一年3セットの服で生きる」を読みながら、いくつか気になった点をノートにまとめていたら、

「何を求めて服を着ているのかを知って、選ぶ」
という文面を見た瞬間に、手が止まった。

イメージコンサルティングにどっぷり浸かってはや2年。

自分が他の人からどう見えているのか、どんなスタイリングにしたら好印象なのか、ある程度掴めるようになったと思う。

ただ、まだまだ「なりたい自分」とは遠いような気がしていた。

でも、どんな自分が「なりたい自分」なのかはぼんやりとしか分からない。

これ以上何になりたいと思っているのか自分でも分からなくなりつつあったからか、
「何を求めて服を着ているのかを知って、選ぶ」という言葉は私に深く突き刺さった。

私はどんな人になりたいのか

何を求めて服を着ているのかを考えるにあたって、「一年3セットの服で生きる」を参考に以下の5点を整理してみた。

〈気になる言葉〉
洗練・おしゃれ・落ち着き・流行に左右されない・大人っぽい

〈もらって嬉しい褒め言葉〉
おしゃれ!!!!!かっこいい!!!
誠実・爽やか・涼しげ・流行や時代に左右されない感じ

〈憧れの人の好きなところ〉
輝いているところ
真っ直ぐ、熱中しているところ
落ち着きがあって、淡々と努力を重ねるところ
穏やかなところ

〈人生でこうありたいと思う気持ち〉
いつも目標を持ってその達成に向けて努力している時のキラキラした気持ち

〈これからどんな風に生きていきたいか〉
ものを大切に使っていて、一つ一つのアイテムにストーリーがある人
自分の芯と目標を持っている人

結果、洗練されていておしゃれで落ち着いた、大人っぽい人という、現在の自分とは少し遠い自分になりたがっていることが分かった。

あと、「誠実、爽やか、涼しげ、流行や時代に左右されない感じ」という、今ある自分の良さも気に入っていることが分かった。

正直、洗練されていておしゃれで落ち着いた、大人っぽい人が着る服を自分が着こなせるのか不安はある。

そして、「なりたい自分」を目指すことで今ある自分の良さ(?)が減ってしまうのかな、という不安もある。

ただ、自分が心から着たい服でクローゼットを作り上げるためにも、妥協せず一旦このコンセプトで洋服の管理をしてみたい。

自分に似合う要素を考えてみる

なりたい自分が「ないものねだり」である感じは否めない。

でも、自分がなりたがっている自分を自分が肯定してあげなければ、誰が肯定してくれるんだ!という気もする。

ひとまず自分の似合う要素を洗い出してから、すり寄せを考えてみようと思う。

私に似合う要素は、
・流行に左右されないもの
・シンプルなもの
・左右対称なデザイン
・柄や配色のコントラストがないもの
・肩のラインに沿った、きっちりしたもの
・色や生地にある程度重みのあるもの

イメージコンサルティングを受けて「自分に似合うアイテムとその理由」が分かるようになったので、2年前よりも明らかに具体度が上がっている….!
ちょっと感動。

こうして似合う要素を並べてみたものの、やはり、似合うもの全てが「自分を好きでいられる服装」とは限らないな…と感じる。

そこで、私の「似合う要素」の中から「好きな要素」を取り出し、その理由を考えてみることにした。

似合う要素の中で好きな要素は、

流行に左右されないこと
理由:いつの時代も変わらない普遍的な良さを持つ服が着たいから。

肩のラインに沿ったきっちりしたもの
理由:自分の身体に沿った作りだと、身体が泳ぐことがなくて、安心するから。

色や生地にある程度重みのあるもの
理由:重い生地に身体を包んでいると、安心するから。

の3つ。

お、この3つを活かしながら洗練されていておしゃれで落ち着いた、大人っぽい人を目指すの、出来そう!

似合う要素の中でも「左右対称なデザイン」「シンプル」「柄コントラストのないもの」という部分はそんなに好きではないのかも。

たしかにこの3つは似合う要素だけど、そこまで気にせず選んでみてもいいかもしれない。

これからに向けて

ここまで自問自答をしてみて、ぼんやりと頭の中にあった「なりたい自分」が明確になった。

そしてその「なりたい自分」は、自分の似合うから大きく外すことなく進める方向性にあるから、似合う要素を活かせそうだということにも気がつけた。

次は、洗練されていておしゃれで落ち着いた、大人っぽい人というコンセプトと、自分が似合う&好きな要素を掛け合わせた定番スタイリング(=制服)をひとまず3セット作ってみようと思う。








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