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ミスチルの歌詞が刺さる理由、わかった気がする。

刺さる、刺さるよな、ミスチルの歌詞。

でも不思議だったんです。
毎回、曲を聴くたびに
「なんでこんなにいい歌詞なんだろう」
「いまの自分に刺さるんだろう?」
と。

よし!キャッチコピーの勉強にもなるかもだし、研究してみよう!
と、いろいろ考えた結果、改めて歌詞の良さと凄さに気づきました。

桜井さんの歌詞は、瞬間の描写と余白がすごい

miss youに収録された、「おはよう」。
ここの歌詞がすごく好きなんですけど、これも瞬間の描写です

桜井さんって、こういう
「主人公が見えている景色や描写から、感情を表現する」
ことが上手いですよね。

少しでも好きな君と話していたい。
これをこういう日常の描写で切り取れるのは本当に尊敬する・・・。

そして、直接「好き」とか言わないからこそ、余白が生まれ
曲の中に聴きても入り込める気がします。

あと、この描写、キャッチコピーで使われるポジティブ変換を取り入れてるのも上手いなと思います。

例えば、ファミリマートの「一番じゃないから、挑戦できる。」というものがありますが、これと同じように

駅前には自転車を置いておける場所がないから歩く→マイナス
その方が長く話せる→プラス(ポジティブ変換)

それによって、グッとくる表現になってますよね。

秋がくれた切符、この曲も大好きです。
特に、この描写がお気に入り。

ここも「おはよう」と同じように、瞬間の描写ですよね。
そして何より、この描写は聴き手が入り込める余白や表現がすごい気がします。

風の匂いが秋になる
誰もが季節の変わり目で「あー、秋になってきたな」と感じたことがあるのではないでしょうか。
そして、あのちょっと寒くなってきた瞬間の感情とか夕日の景色とか思い出しますよね。

駆け寄り手を繋ぐ
これも直接「好き」とかそういう描写ではないですが、情景や主人公の気持ちに入り込めますよね。
そして、あえて直接的に言わないからこそ、聴き手の体験や思い出が曲に入り込める、そんな気がします。

すごいなー、桜井さん。

この瞬間の描写力、そして感情が入り込める表現・・・。
ほんとすごいなと思います。

いやー、ミスチル・桜井さん、ほんとに大好きだ!!!笑
もっと歌詞の研究しよっと。


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