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自己紹介

はじめまして、ミソと申します。
世の中に溢れるたくさんの情報の中から、この記事を見つけてくださってありがとうございます。

私はAPD(聴覚情報処理障害)(またはLiD(聞き取り困難症))という症状を抱えていて、特定の環境下における聞き取りを苦手としています

APD(聴覚情報処理障害)とは

APD(聴覚情報処理障害/ Auditory Processing Disorder) とは、聴力に問題はなく、音としては聞こえているが、ことばとして認識することが難しいというもの。

人によって程度は違いますが、私の場合は、静かな環境だと普通に聞こえるし、ことばとしても認識できます。しかし、雑音下、複数人が会話している時、電話での会話など、特定の環境下では一気に困難になります。

これはあくまでも私の場合ですが、聞きたい声以外の音がジャマをしてきたり、聞いている文章のうちのいくつかの音や単語そのものがボロっと抜け落ちて聞こえたりします。

最初に書いたように、APDはLiD(聞き取り困難症/ Listening Difficulties)という言い方をされることもあります。今まではAPDと言われることが多かったようで、私の診断書にもAPDという表現方法が使われています。
しかし、海外ではAPDよりもLiDという表記の方が用いられることが多いなどの理由から、今後は日本でもLiDという名称を使っていこうという動きがあるようですが、今は移行期なのでLiD/APDという並列表記が用いられるケースも多くなっています。
私もnoteのプロフィールには並記してありますが、記事の中では診断書通りのAPDという表記をメインで使い、状況に応じてLiD/APDも使っていこうと思っています。

noteをはじめる理由

日常生活で困ることがしょっちゅうあるのですが、LiD/APDのこと自体がまだまだ世間に知られてないことも多く、認知度の低さゆえに困っている当事者の方がたくさんいます。

そして厄介なことに、現在、LiD/APDの治療法は見つかっておらず、自分の特性を理解しながら上手く付き合っていくしかありません。そのためには、当事者本人の努力だけでは限界があり、周囲の人々の支援や理解が必要不可欠になってきます。

当事者の一人として、同じ悩みを抱えている人や、LiD/APDのことを知らない人にも、何か情報をお伝えできたらという思いで、noteを始めることにしました。

といっても、真面目な文章を書く時もあれば、その時感じたことなどをちょこちょこ綴る時もあると思うので、お好きなタイプの記事を読んでいただければ嬉しいです。

APDと判明するまで

今日は、自己紹介を兼ねて、私がAPDだと判明するまでの経緯を簡単に紹介したいと思います。


学生の頃から、聞こえにくさを感じ、耳鼻科を受診するも、「聴力は正常」「気にしすぎではないか」と言われる。

時々困りながらもなんとか過ごしていたが、どうしてもモヤモヤが残る。
自分で色々調べてAPDにたどりつき、「もしかしてこれなのでは?」と思うようになる。

社会人になってから、仕事に支障が出るようになり、もう一度耳鼻科を受診。
また結果は同じだったが、APDを疑っていることを切り出し、紹介状を書いてもらう。

専門の先生に診てもらった結果、APDの診断がつく。


ざっくり説明するとこんな感じでした。(詳しくはまた別の記事で書きたいと思います。)

診断がついたのは昨年ですが、聞き取りに困難を感じていたのはもっと何年も前からです。
当時は今よりもさらにAPDの認知度が低かったので仕方なかったことですが、結構大変な道のりだったなぁと思います。

APDの診断がついたことで、「聞き取りが苦手だったのは、自分の努力不足のせいじゃなかったんだ」と思えたのは大きな一歩でしたが、大変なのはこれから。

APDならではの問題と向き合っていくなかで感じたことや、色んな人に知ってもらいたいと思うことがあれば、その時の自分の思いを書き留めておく場所として、このnoteを使っていきたいと思います。


それでは今日はここまで。

お読みいただきありがとうございました。
またちらっと覗きに来てくださったら嬉しいです:)

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