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夢は逃げない、逃げるのは自分


この言葉を聞くといつも、すーっと心をフラットにして冷静になれる。

「夢」と聞くと大げさに聞こえるかもしれないが、もっと身近で日常的なものでいい。あれが欲しいとか、あの人と付き合いたいとか、あの仕事がしたいとか。もちろん叶うかわからない「夢」もあっていい。

わたしたちは自分が思っているよりも欲望にまみれているし、意味のわからないしがらみに取り憑かれて身動き出来なかったりする。身軽にホイホイどこでも・なんでも自分の欲望の為に事をこなしてしまう人はそう多くない。




わたしも自分がやりたいと思った世界に飛び込んだ。ああなりたい・こんな仕事がしたい・あの人が羨ましいと日々思いを巡らせて、「夢」という大きな枠組みの中にいれてなくても、欲望にまみれていることは確かだ。

叶えたいこと・欲しいもの・会いたい人

そんなもの無限に出てくるんじゃないかとすら思う。そして突然壮大な、無謀な?突拍子もない夢を思いついたりもする。

そんな時そこに向かってなんの躊躇もなく飛び込んでいける人がすごく羨ましい。

いつもわたしは何か理由をつけてしまう。いやそれはあまりにも綺麗事。単なる「逃げ」だ。

あんなに熱望したのに、あんなに夢を持っていたのに、なぜかそれが空想で終わってしまう。夢が消えたわけではない、自分で無意識に遠ざけて消そうとする。

誰かが無理と言ったわけではない。

誰かが夢を笑ったわけではない。

自分で自分の心にブレーキをかけて、いつのまにか消えてしまう。大きく大きく膨らませたシャボン玉が一瞬で「パチン」と音を立てて消えてしまうように、あまりにも儚く一瞬だ。



夢は逃げない、逃げるのは自分

今そこにある夢をどうか消さないで欲しい。無理かもしれない・違うかもしれない。でもその夢を叶えたいと願う人間は活力に満ち溢れて、どこまでもキラキラとしている。

いつ叶うかも分からない夢をずっと追い続けることだって尊くて儚い。夢が叶うかどうかより、そこに至るまでの過程を人は必要としている。

綺麗に大きく膨らんだシャボン玉は、キラキラとまぶしくてどこまでもいけそうだ。

夢が沢山あってもたった1つでもいい。自分が心の中に留めてある「夢」を消さないこと、そして夢を夢で終わらせないとするその過程。

これは夢だから。と理由をつけてしまうのは自分の逃げであって、その夢が無謀だからではないと思う。逃げ腰の自分とおさらばする日はそう遠くないだろう。



美容ライター兼美容ブロガーとして美容の世界で生きる人です。インスタグラマー・インフルエンサー・美容家と呼ばれる事もあり。たった1冊の本との出会いでみるみるうちに肌が蘇ったそのノウハウをお伝えしています。スキンケアが得意分野。