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ミスをしないようにすると時間がかかる?のウソ
ミスらないようにすると時間かかる?
「ミスをしないようにすると時間かかるじゃないすか?慎重にやるし、確認にも時間かかるし。」
確かにそのとおり。
スピードに関してはこちらで書いたので今回は別の観点で書いてみます。
まず、なんらかの書類を作成するということは、ほとんどの場合誰かの目に触れることになります。
見せること自体が目的の一部になっているといってもいいでしょう。
ここで最終アウトプットの前に確認者(レビュアー)がいる場合といない場合があると思います。
ミスしている文書を提出したとします。
①確認者がいる場合
確認のため確認者の時間を使う(これは通常の範囲)
↓
確認者は本人に指摘事項を伝える
↓
書いた本人が修正
↓
確認者は再度確認
↓
(以降ループ)
ここで見落とされがちなのは、確認者の時間を使っているということです。
②確認者がいない場合
ミスったままの書類が世に出る(社内向けとします)
↓
「あーしょうもないミスしてるな、あいつまたミスってるな」
↓
知覚品質(評価)が落ちる
↓
修正依頼がくる
↓
修正
↓
再リリース
↓
(以降ループ)
ミスは他者の時間を使う
いずれの場合にしろ、ミスにより他者の時間が使われていることを認識しなければいけません。
総所要時間はミスった時の方が多いのが通常です。
社外向けの場合は更に所要時間が増えるでしょう。
ミスらないようにするには時間がかかる。
が、総所要時間はミスった時ほどかからない。
はず
あくまでここで言っているのは「ミス」の話です。
内容的に上司等と議論する時間は無駄ではありませんのであしからず。
補足
「3回も確認したのに間違えた」
という方もいらっしゃいますが、3回とも同じ方法で確認していたら意味がありません。
これもまた時間の浪費になります。
違う方法、視点で確認してください。
確認技についてはこちらをご参考に
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