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月の労働時間が250時間で、チーム内で最も短時間だった話 鬼の7K

若かりし頃は7KといわれるSE(システムエンジニア)をやっておりました。

7K

今ではだいぶマシにはなっているとは思いますが、7Kとは

①きつい
②帰れない
③給料が安い
④規則が厳しい
⑤休暇がとれない
⑥化粧がのらない
⑦結婚できない

とのこと。

①きつい

とにかくきついので、新中外胃腸薬とキャベジンを精神安定剤代わりに飲んでいました。
「とりあえずビール」みたいな感じですね。

②帰れまてん

帰るという概念が希薄なように感じます。

私はタイトルにあるように250時間/月程度でしたが、これは

9時~23時勤務(休憩を除く)・・・13時間労働
13時間×20日=260時間

というイメージです。

もう定時が
9:00~23:00
なのです。

でも20人程度の自分のチーム内では一番少ない方でした。
※プロジェクト全体では200名以上いたかと思います。

300時間台が多く、400時間超えも何人かいました。

そういう人はどうなっているかというと、3日間を2日で過ごしていたりする人もいました。
どういうことかというと

1日目 9:00に出社 ~ ずーっといる
2日目 昼くらいに帰る → 風呂・寝る → 夜出社 ~ ずーっといる
3日目 ずーっといる ~ 夜帰る

という感じです。

なんて効率的なのでしょう。

時間は増やせるのだということを知りました。

③給料が安い

これはその人次第、会社次第です。

④規則が厳しい

これは主に本番作業に関連する一連の流れのことかと思います。

とにかく「やっちまった」系がよくあります。
どんなに気をつけていても「やっちまう」のです。

先日docomoで通信障害がありましたが、「やっちまったな」という感じでした。

https://www.nttdocomo.co.jp/info/network/kanto/pages/211014_00_m.html

3.原因
ネットワーク工事の切り戻しに伴う信号量増大によるネットワーク輻輳

やっちまった典型例であるというのが文章から伝わってきます。

やっちまうのを防ぐために様々な制限がかけられているところが多いです。

例えば

・本番作業は別の人(お客様の担当者)
・本番作業をやるとしても常時監視される
・作業手順書、設計書等のレビューは10回くらい(別のチームやお客様)
など

とにかく面倒なことが多いです。

⑤休暇がとれない

②帰れまてん、とほぼ同義

⑥化粧がのらない

これは女性限定ですがマジな話です。

差別でも女性蔑視でもないのですが、本当に帰ってほしいと思っていました。
けど帰れなそうな雰囲気もあるんで、私は率先的に(!)帰って、帰れる雰囲気を醸成していました(はず)。
それでも遅いですけどね。

⑦結婚できない

そんな中でも私は結婚できましたが、結婚するほど暇がない、というのも事実でした。

結婚すると家のタスクも増えるのでさらに忙しくなります!

そりゃ少子化が進みますよ。


まとめ

上記のことは昔々のカオスの時代の出来事であり、今ではそんなことはない(はず)です!

SEになりたい方、弊社でも募集しています!
お気軽にご連絡ください(or twitterから)。

以上

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