起業時のお金をどうするか 出どころ3つ
業種にもよりますが、起業するには一定のお金が必要です。
お金の出どころとしては基本以下の3つがあるかと思います。
①自分
②出資
③借りる
①自分
基本中の基本ではあります。
要は「貯金」ですね。
起業前(主にサラリーマン時代)にコツコツと貯めていくやつです。
この問題点は「圧倒的に遅い」ということですね。
時間ばかりが過ぎ去ってしまい、チャンスを逃してしまう可能性もあります。
それでも自分で貯めたい人は単純に「給料の良い業種で働く」のが良いです。
※そう簡単には転職できないかもしれませんが。
そこではもう自分がやりたいことなどは二の次で、とにかく稼ぐことだけを考えましょう。
②出資
ここでは、いわゆるベンチャーキャピタルは除いておきます(別の機会に)。
友人・知人・親族等から出資を受けるパターンです。
もし確固たる関係性を持っている他者がいるのであれば、お金を集めるスピードも増します。
ちなみに私の場合も主にこのパターンなのですが、他者から3000万以上出資してもらっています。
多くは前職の同僚たちです。
当然、起業したいからいきなり「出資してくれ」と言ってもしてくれるものではありません。
サラリーマン時代の人間関係が重要になります。
単にいい人であるだけでもダメで、ビジネス的に成功しそうな人間である必要があると思います。
ただ、そもそも最初から出資してもらおうと思って周りと接しているわけではないので、具体的にどう接するかというのは非常に難しい話です。
ひじょーーにシンプルに言うと「困っているときに助ける」という当たり前のことでしょうか。
しかも全力で、その人になったかのごとく助けます。
見返りは無しです。
いつか必ず助けてくれるはずです。
起業の際に、お金を持っていないのはわかっていたけど、「出資してくれ」と言ったときに、「15万出します」と言ってくれた部下がいました。
15万でもありがたいものです。
自分が今までどう接していたかというのが問われる瞬間でもあります。
③借りる
こちらにある程度は書きました。
ちなみに創業融資が一番借りやすいです。
事業をまだ始めていないので、判断材料は事業計画(とその人自身)だけになります。
なので、事業計画さえちゃんと書ければ融資はおりてしまいます。
事業開始直後は赤字になりがちなので、開始直後に借りようとしても借りられません。
創業融資で多めに借りておくことをお勧めします。
個人間でお金を借りるというパターンもあります。
②の出資と近いパターンです。
それでもいいかと思います。
覚書等の書面には残しておきましょう。
お金を集めるのもまた1つのチャレンジです。