自己肯定感が高い子を育てるにはどんなことをしたらいいの?
最近よく聞く言葉、自己肯定感。
自尊感情、といったりもします。
自己肯定感とは、簡単に言えば、
「ありのままの自分を好きになる」こと🌸
今回は、子どもの自己肯定感についてまとめてみました。
自己肯定感が低いとどうなる?
そもそも自己肯定感、自己肯定感、というけど
自己肯定感が低いことでどんな問題があるのでしょうか?・・・
小学生くらいの歳になってくると、
自分の意思で何かをやってみたい!
と感じるようになっていきます。
そして、自分なりにチャレンジしてみて
成功したり、失敗したりしながら、
自分の有能感だったり、自己肯定感というものを自然と育んでいきます。
自分の力でできた!と自分に自信をつけてどんどん成長する時期です。
自分に自信がつくことで、自己肯定感が高まります。
それとは逆に、自己肯定感が低いと、劣等感を感じやすくなっていきます。
「自分は人より劣っている」と感じ、自分に自信が持てなくなってしまう。
例えば、
チャレンジや頑張る経験が少なかった
親や先生など、周りの人に評価、承認を得られなかった
など、
こんなことがあると、自己肯定感が育まれることがなくなってしまう事もあります。
自分に自信があるのとないのとでは、圧倒的に自信のある方が生きやすく、楽しそうなことがわかりますよね☺️
日本の子供は自己肯定感が低い
日本の子供たちは、他の外国に比べても
「自己肯定感」が低いというデータもあります。
文化や人格の違いも大きいかもしれませんが
日本の教育は、「比較されること」が多く、
一斉主義(みんなで一緒に)
序列(順位や、順番)
といった、教育が根強く残っています。
また、先生や親の過干渉だったり
自己決定の機会が少ない、と言えるのも
一つの要因なのではないか、と言われています。
リフレーミングを活用しよう
ありのままの自分を好きになる、ということは
たとえどんな格好をしていても
どんな性格でも
どんな個性でも
同じように認めること、なんですよね。
学校や社会が求めるような
(弱いところは隠す、どちらかというと枠にはめていくような)
社会的な自己肯定感ではなく、
ありのままの自分、今の自分をそのまま認める
(たとえ病気だったとしても、ですよ)
基本的な自己肯定感を高めていくことが大事だと思います。
それには、
フレームし直す、という意味の
リフレーミングと言う思考の切り替え法を使って
「物事を今までとは違う見方で考える」
ことで、物事を肯定的に捉える癖をつけていくのも有効です❣️
例えば、
落ち着きがなく、授業中でも出歩いたりする子
=とっても活動的な子
自分の意見を言わずに、何を聞いても黙っている子
=物事を慎重に考える子
というように、プラスの要素として考えていくことで、その子のいいところを見つける、という授業をしている学校もあるそうです。
一般的に、学校では
明るくて面白い子、活発な子、だけが評価されてしまいがちですが
リフレーミングを使うことで、
いろんな角度からいい面を見つけることができるので
その子の特性を見つけて認める、ということができて、自己肯定感も高まるのではないかなと思います😊
非言語でも自己肯定感を育むことができる
言葉で伝えるのもいいですが、態度で伝えることの方が実は効果的な場合もあります。
これは、親だからこそできることじゃないかな
と思うので、是非おうちでもやってみて下さい❣️
スキンシップをとる
抱っこや、ハグ、背中をさする、などなど、
触れ合うことはとっても大事です。
「愛情ホルモン」と呼ばれる、オキシトシンというホルモンが分泌されることもわかっています。
無条件で、あなたを認めているよ、愛しているよ、のメッセージとなって伝わります。
これは、大きくなっても子どもが求めるなら、受け入れてあげて欲しいなと思います。
中学生や、高校生のお子さんでも!です😉
無意識に小さい頃の、出来なかった触れ合いを取り戻そうとしているのかもしれません。
一緒の目線になってみる
例えば、
子どもが
思い通りに行かなくて機嫌が悪くなった時、
親はなんとか機嫌が良くなって欲しい、と考えてしまいますよね。
「こうしたらいいんじゃない?」
「なんでそう思ったの?本当はこうだったんじゃない?」
と何かを提案したり、より良い方に変えてあげたくなってしまいがちです。
ですが、自分で決めて失敗する、という経験も大事なプロセス。
その失敗や、葛藤から学ぶことがたくさんあります。
ついつい先回りして、答えを教えたくなったり
失敗を回避してあげたくなりますが
ただ、寄り添う。
あなたは大丈夫。という態度を示すことが効果的だったりもします。
なので、
一緒に、ふて寝してみたり
その子と同じ行動をとってみたりして
そばにいて、同じ目線にいることで
非言語の「ありのままのあなたでいいよ」というメッセージが伝わることもあるんです❣️
今回は、子どもの自己肯定感のお話でしたが、
まずは自分自身もしっかり満たすことも大事です。
まずは、自分から❤️
やってみてくださいね。
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