【毒親あるある】子どもを苦しめるダブルバインドとは？

おはようございます😃

今日は
子どもの自己肯定感をなくす
ダブルバインドについてのお話です。

いわゆる毒親と言われる人もこの
ダブルバインドを巧みに使っています。

ダブルバインドとは

ダブルバインドとは、二重拘束という意味の造語。

同時に相反するメッセージを伝えて相手を支配するというもの。

例えば、よくあるのが

🗣怒らないから本当のこと言ってごらん？
↓
打ち明ける
↓
🗣なんでそんなことしたの！！
↓
（怒らないっていったじゃん‥）

🗣AかB、自分の好きな方を選んでいいよ！
↓
Aを自分で選んだ
↓
🗣本当にそっちでいいの？（圧がすごい）
最終的にB（親の希望）を選ばせるように仕向ける
↓
Bを選ぶ
（選んでいいって言ったのに嘘つき‥）

🗣学校に行きたくないなら無理しなくていいよ
↓
休む
↓
🗣本当は行って欲しい
行動や言動に、それが現れている
機嫌がわるくなるとか
↓
（あれ、休んだらだめだったのかな‥？）

などなど。

結構ありがちです。
私は、これ全部子どもにしたことがあります😅

怒らないって言ったじゃんー！😡
と言われたことあります😅

こうゆう矛盾したやりとりは
子どもを混乱させます。

親は、一見
子どもを自由にさせているフリをして
実際は支配しているんですね🙀

結構、誰でもやりがちです。
（親子以外にも仕事や学校などのの上下関係でもダブルバインドはあります）

いわゆる毒親と呼ばれる人達も、
よくダブルバインドを使います。


さっきものよりももっと支配的なやりとりを
日常的に繰り返し使っています。

自分のレールに沿った、都合のいい子

を作り上げるべく
このダブルバインドを巧みに使って
子どもをコントロールします。

ダブルバインドに
人格否定や軽蔑、批判
も加わり、
気分でコロコロと変わることがあるのも
特徴です。

ダブルバインドの影響

毒親的なダブルバインドを繰り返し
行っていると、もちろん人格にも影響を及ぼします。

🗣〇〇していいよ〜！
（本当はダメ）気分でコロコロ変わる

🗣あなたなら出来る！頑張って！
失敗したら
（やっぱりあなたはダメな子ね）
上手くいっても
（上には上がいる、調子に乗るな）

🗣あなたの好きに決めていいよ！
A（あなたには無理、Bにしなさい）
↓
Bにしたら（Bにケチをつける、なんでBにしたの）

もう、何をやっても
最後は、認めてくれない。
もはや苦行でしかありませんよね💦

こんな
矛盾したメッセージや否定を繰り返し
受けていると、

⚠️自分に自信がもてない
（どうせ自分の意見や希望は受け入れてもらえない）

⚠️自分の欲求がわからない
（どうせ自分の欲求は通らない）

⚠️褒められても受け取れない
（信じたらあとで痛い目をみる）

⚠️人の顔色を伺ってしまう
（自分を出すと人は離れていってしまう）

⚠️考えることができない、行動できない
（否定されてきたので自分のことも信じられなくなっている）

こんな風に、自分はダメだと考えるようになってしまいます。

でも、そうなってしまうのは当然ですよね。

もともとは、統合失調症の患者の家族構造から見出したと言われている、ダブルバインド。

全ての統合失調症の患者の親に当てはまるわけではありませんが、子どもが病的な反応が出やすくなるというのは事実。

こんな矛盾したコミュニケーションばかりでは、混乱するのは当たり前です。

ダブルバインドは誰も得しない

心当たりがある人は、子どもとのコミュニケーションについて振り返るチャンスです！

そして、自分がされてきたという人。
これは、あなた自身のせいではないよ。
大丈夫。

まず、ダブルバインドをされている、されていた事に気づく。
そうしたら、親が言っていることを
一歩下がって俯瞰して見ることができます。


少しずつかもしれませんが、
自分の人生の主役は自分だということに気づいていく。

自分で考えて行動していくことで
少しずつ親の呪縛から抜け出していきます。

自分で自分を認めていく事で前に進むことができるようになります。

カウンセラーは、そこに寄り添いながら
全力でサポートしていきます❣️

今日は、そんな
ダブルバインドについての
お話でした。