聞き手を惹きつける内容づくり「なりきり思考」1日3分!1から始める「伝わる」話し方#5
1日3分!イチから始める「伝わる」話し方
こんにちは。三島澄恵です。
(この記事は、Podcastでも配信していますので
音声でもお楽しみいただけいます。)
今回は、聞き手を惹きつける内容を
どのように考えたら良いのかについてお話しします。
それはズバリ
相手になりきる!「なりきり思考」」です。
年齢・性別・立場や置かれている状況など、
さまざまなことを事前にリサーチして、
その相手になり切って考えるということです。
例えば、私が企業研修を行う際ですが
こんなことを想像します。
●日々の仕事が忙しいのに、研修に時間が取られるのは辛いな
●コミュニケーションについては興味がないのに研修を受けなくちゃいけないのか●このところ、世代間ギャップで部下との会話が難しい
●なかなか営業成績が伸びない
など、研修を受ける人になり切ってイメージをしていきます。
ここで大事なのは、
どんな考えや感情を持っているかを想像することです。
特に、不満や悩み、心配事や疑問などが
どこにあるのかを考えられると、
それを解決したり、サポートできる話ができるます。
そうすると、聞き手は興味を持って聞いてくれるわけです。
話し手が話したい話をするのではなく、
聞き手が聞きたいと思う話をするのです。
実は、こうやって、
話し手が聞き手を理解しようと努めることで、
聞き手は話し手に対して信頼を寄せてくれます。
私たちは、自分を理解しようとしてくれる人に対しては、
心を開く心理が働くんです。
注意が必要なのは
「わかります。わかります。」と
わかった風をしてしまうことです。
そうすると、不信感を深めてしまいます。
相手の全ては理解できないけれど、
理解しようとしているということ。
このことが重要なんです。
そして、それが「伝わる内容」を作る第一歩です。
「なりきり思考」試してみてください。
*Podcastで配信中
フリーアナウンサー
キャリアコンサルタント
三島澄恵のプロフィールはこちらから↓
https://united-waves.jp
想いをカタチに。人の心をつないでゆく。
ユナイテッドウェーブス合同会社
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?