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なりきり思考で伝え方が変わる〜1日3分!イチから始める「伝わる」話し方#6

1日3分!イチから始める「伝わる」話し方
こんにちは。三島澄恵です。

(この記事は、Podcastでも配信していますので
音声でもお楽しみいただけいます。)


今回は、前回お話しした「なりきり思考法」を
もう少し詳しくお話しします。


この「なりきり思考法」の重要ポイントは、
相手を理解しようとしていることが相手に伝わること。
ここが何より重要です。


私たちは、正論を言われても
それを素直に受け入れられない時があります。

あなたにもそういうことはないですか?

ここには、口調の問題もあるのですが、
相手を理解しようとしていることが
伝わるか伝わらないかも大きなポイントです。


自分でも正しいと思っているけれど、
それを他人から改めて言われると・・・


これは、日常のコミュニケーションもそうですが、
人前で話す時も同じなんです。

「なりきる」ことによって、
正しいと思うことも、
なぜ、それが出来ないのかという理由が出てきます。
そこを一旦受け止めることで、
聞き手は、あなたの話を聞こうとする意識が働きます。

人前で話す時も、そのことを言葉にしてみます。

例えば、私が研修を行うときなど、
忙しい中で会社の研修に参加したであろうと
想像できる受講者に対しては、
最初に、
「みなさん、とても忙しいと聞いています。
そんな中、研修の時間を取るのは
大変なことだったと思います。
ご参加ありがとうございます。」
といったように、
労いや感謝などを最初に伝えるだけでも違ってきます。


他にも、正しいとわかっているけれど、
それができない相手に対しては、

「笑顔が大事だとわかっていても、
忙しかったり、
自分の気持ちが落ち込んでいると
なかなか笑顔になるのは難しい時もありますよね。」

といった具合に、できないと考えられる理由を
話し手が言葉にして伝えます。


正しさというのは、
自分の視点と相手の視点があります。

「なりきり思考」で、
それがわかると伝え方が変わり、
相手に聞いてもらえるようになりますよ。


*Podcastからもお聞きいただけます。


フリーアナウンサー
キャリアコンサルタント
話し方講師
三島澄恵のプロフィールはこちらから↓
https://united-waves.jp
想いをカタチに。人の心をつないでゆく。
ユナイテッドウェーブス合同会社

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