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マネジメントは孤独だけど楽しい。

久しぶりのnote更新です。みしまるです。
実は今年の3月以降全く更新できていませんでした。(絶望)

今回は改めてマネジメントについて頭の中を整理しました。

というのもテテマーチの6期目が今年の6月から始まったのですが、「執行役員」に就任することになりました。
より、事業をグロースさせ、人やお金などのマネジメントしていかなければなりません。

実は6月にこんなツイートを姉さんから頂いたり、

(姉さんありがとうございました!🙇)

note一発目の記事が下記のマネジメントに関することだったんですよね。今でもたまにスキをもらってたり、

あれから1年以上経ってどんな変化があったかも含めて整理できたらいいなと思ってこのnoteを書くぞ!となりました。

さて、いつも前段が長くなりがちですが、本題に入りますね。

性格的にマネージャーに相応しくないと思っている話

僕は自分であまりマネージャーに向いていない性格だなと感じています。
その性格なのですが…

①人に興味がない
②楽観的過ぎて人の悩みに共感できない
③人に期待するのが得意じゃない

そもそも人に興味がないのでその人のキャリアや人生は僕が考えることじゃないって思ってるし、極端にポジティブモンスターでネガティブな人の気持ちはわからないし、実は自分のことで精一杯だし、人に期待して失敗するより自分で失敗したいと思ってるし。。。
とそんな感じで、まぁまぁ絶望的じゃないですか?(笑)
(メンバーには既にバレてるとは思いますが、、、、)

意外とマネジメントをやられているみなさんも同様の考えを持っているんじゃないでしょうか。

そんな僕でも1年前に書いたnoteでマネジメントとは「一緒に考える」という自分の中のちょっとした答えを見つけ、今でもずっと大切にしてきました。

だからこそメンバーにはいつも「なんでそう思うの?」「なんでそう考えたの?」「これってなんでだろうね?」って問いかけ続け、その子に考える機会と思考の整理をしながら一緒に考えていたりします。
(きっと裏では僕のこの口癖を真似してたり、なんでマンうざくね?って言われたりしているんだと思いますけどw)

それこそ、僕みたいな性格の人間が「一緒に考える」ことを続けられているのはなんでだろうと考えてみました。

そこには明確なものがあって、結局、自分1人では限界がある。限界を超えるためにはメンバーの成果や組織力が高まることが、本来の自分の目的を果たすために最重要で、それがモチベーションになっているからだと感じています。それがさらに相手のためになることであればハッピーじゃない?という考えを持ちました。

書籍に書いてあるような人想いの模倣的なマネージャー像ではなく、まずは自分が結果を出すための、自分のためのマネジメントを常に考えているんだと思います。(=マネージャーとして成果)

これは僕の中で欠かせない大切な思考だと思っていて、人のために働くのは結構疲れるタイプなので、自分のためにどうするかでいいと思うんですよね。みなさんはどう考えますか?

僕の考えるマネジメントとは?という話

先日こんなツイートがありました。

まさに僕は共感の嵐でした。ほんとそうだと思います。

僕の理想だと思うマネジメントの仕事は下記です。

①チャンスや機会を作ること
②基本は管理しないこと
③相性を考えること
④自分が無理しないこと
⑤ビジョナリーであること

①チャンスや機会を作ること」は徹底してメンバーの手柄を作ること、メンバーが成果を出しやすい環境を用意することです。そのためには早く現場からマネージャーは脱さないといけないですし、マネージャーだからできることを減らしていかなければならないと思います。(これがまた難しい)
また、どんどんチャレンジさせてあげないといけないと思います。本当に任せることができる覚悟を持たないといけないです。
つまり、マネージャーが楽になっていく状態こそがメンバーの成長や組織力の向上に繋がったりすると思います。

②基本は管理しないこと」も同じです。マイクロマネジメントという言葉がありますが、基本的に僕は苦手意識があるので管理をしたくありません。
一緒に考える」ことはしますが、随時報告してくれなくて構いません。極論、プロセスは後から共有で、結果だけを知りたい(出して欲しい)と思っています。(ここは賛否両論あると思いますし、人によって変えていくべきのがマネジメントだとは思います)

「③相性を考えること」に関してはその言葉の通りなのですが、ビジネスにおける価値観や思考の相性が重要で、目をそむくことはできません。
アンマッチだった時にどうするか?というお話なのですが、なかなか価値観や思考を合わせていくのは時間もかかるし、ストレスだと思います。
これは持論ですが、このような場合は好き嫌いを共有し合うことが大事だと思います。「こういうことは嫌いだから絶対にしないで欲しい、こういうことは逆に好きだから積極的に欲しい」みたいなものが分かっているか分かっていないかだけでも、だいぶ仕事の質は変わると思います。しっかり向き合うことを忘れてはいけませんし、これも結局は自分の目的を果たすかつ、お互いのストレスをなくす方法だと思っています。

「④自分が無理しないこと」は最も大事なことかもしれません。マネージャーが誰よりも大変そうだったり、誰よりも働いているとメンバーも苦しくなっていくと思います。(これが僕の一番の課題に感じていることだったりします)
マネージャーが無理をするという現象は、それこそセルフマネジメントや組織マネジメントが出来ていない可能性が高いと思います。
出来る限りメンバーに権限委譲をしたり、メンバーを頼る仕事の進め方をすることを優先的に行っていくことが重要です。
これは①にも繋がる話で、結局、マネージャーが誰よりも働いているとメンバーが成果を出すためのチャンスが少なくなったり、メンバーがマネージャー目線で物事を考えないようになります。(そんな大変なこと、やりたがらないという事象)

「⑤ビジョナリーであること」はきれいゴトではあるのですが、どんな自分でいたいか、どんな組織にしたいか、どんな会社にしたいか、しっかり言語化して想いを伝播していく。これはマネージャーとして必要なスキルであり、スタンスだと思います。人の上に立つ人間がどれだけ先を見ているかで組織・会社全体の士気に繋がると思います。

他にもあるとは思いますが、僕の考えるマネジメントとは上記5点です。

実際に僕の考えの中で共通して言えることが、人の育成が大事!という点が一切ないことです。(笑)
言い方は悪いのですが自己中心的な考えが共通してあります。どう自分が楽をするのか、どう成果に繋げるのか、どう共感者を増やすのか。ここがマネジメントにおける最大のポイントになってくると僕は考えています。

マネジメントで悩むなって話

よく聞く話で、メンバーの成果が出ない、メンバーが成長しない、メンバーが文句ばっかり言って仕事をしてくれない。そんな話の中で自分はマネージャーに向いていない、みたい着地になりますよね。それはもうやめましょう。

おそらくですが、考え方が人軸になっちゃっています。
それだと会社は成長は見込めないと思います。

少し冷たい話になるのですが、もしリーダーとして、マネージャーとして、責任者としてやるなら、必要なのは①事業・チームのグロース、②自分の成長、③ヒトの成長の順番だと思います。
まずはどうすれば事業や組織グロースさせられるかが最も重要なので、個人単位でヒトを伸ばすことはあくまで手前の手段でしかないです。

③が出来れば①や②が達成できるとは限らないと思います。もちろんその場合も多くあるとは思いますが。

ただ、会社のために自分は何ができるかを自分軸で考えるようにすべきだと僕は思います。

実は自分がメンバーに環境を与えられていなかったり、進捗管理をするだけのマネジメントになっていたり、相性を考慮した向き合い方ができていなかったり、自分が一番無理しちゃってたり、未来のこと(ビジョン)を伝播できていなかったり、しているだけかもしれません。(先ほどの僕が考えるマネジメント5点のお話)

マネージャーって孤独だけど楽しくないですか?

マネジメントをする人は基本孤独だと思います。(やっとタイトル出てきた)どんな性格であろうが、どんなスキルセット・マインドセットを持っていようが、ものすごく大変なものだと思います。(僕も毎日悩んでいます。こう見えて。)

ただ、そんな孤独感は案外、自分で壁を作って(相談できないと思いこんだり、自分は向いてないと思いこんだり)いるだけで、意外と見えないところで仲間が支えてくれていたり、ひょんなことから助けてくれたり、自分が考えすぎだったことに気づかせてくれたり、そんな人がいるからできることがたくさんあるんだなと思います。

全然まだまだ未熟で至らないこんな僕でも会社で必要とされるくらいなので全然悩まなくていいと思います。(笑)

また、みなさんに本当に成長意欲があるのであればマネージャーという職は最も自分を成長させてくれるものだと思います。

人としてもそうですし、ビジネスや組織のグロースにおけるスキルも養われますし、いかに1人では何もできないかを気づかせてくれます。(特に営業出身の方でトッププレイヤーなどをやってきた方はそう思うでしょう。)

最後に、結局、成長する自分を体感できることが一番仕事では楽しいですよね。そんな経験が出来るマネジメントという職はものすごく奥が深いもので、きっと正解もないと思いますし、孤独だと感じたりもするのですが、視点を変えてみると楽しいものだと思います。
是非下記5点を参考にしてみてください!

<再掲>
①チャンスや機会を作ること
②基本は管理しないこと
③相性を考えること
④自分が無理しないこと
⑤ビジョナリーであること

マネジメントという言葉はあまり好きではないのですが、テテマーチで今任せもらってる、事業やプロダクト、自分の役割として行っているマネジメントの業務は非常に楽しいと感じています。

ただ、僕はそれをマネジメントとは思っていません。
まずは自分が主語として、目的を達成するための仲間づくりのようなことだと思います。業務的にはマネジメントと呼ぶのだと思いますが、RPGみたいに仲間を集めることだと僕は捉えています。ほら、楽しくないですか?

おわり。



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