あなた担当の神様の見つけ方 うーん、読んだけど、いまいピンときませんでしたが。
買ってきたプリンアラモードを母親の前に置いた午後4時。 小腹が空いてきた、というので、今日の午前の買い出しで買ってきたアラモードである。 「これ、おいしそう、食べたい」と、母に何度もくっきりと言われ、スーパーのデザートコーナーで買ったそのアラモードなのである。 スーパーレベルとは思えぬボリュウムとお値段であったが、人気の商品らしくレジに並んでいると、プリンアラモード入りのカゴを手にしている婦人を見かけ、ナイスチョイスの買い物としばし幸福感に浸る。 フルーツと生クリーム
先日、北海道のニセコから帰ってきた兄と羽田空港限定の土産話をしていた時の笑い話をひとつ。 その土地でしか買えないローカルフード好きの私としては、そこでしか買えない限定ものに結構弱い。 千歳空港のあんバターサンドやチーズスフレにも心惹かれるが、羽田空港のわらび餅やカマンベールチーズケーキにも惹かれる。 兄が旅立ったその日から、北海道のどこにいるかしれない兄に連日メールをし、お願い土産をここぞとばかりに連打していた。 毎朝の努力の連打により、何とか6点の土産を買ってきても
そこにはもうあなたのための欠片はないのだから 夜の底の入り口で一粒の米をとぐだけ どれだけの分量の光をそそごうか 不確かな涙の量とともに なぜ と きかれた別れ際を巻き戻し うつむく人たちの終電に乗り 重なる季節に しみこんでゆく嘘 もう消えてしまった人たちの面影が 車窓の裏側に透過され 見覚えのある・・・骨片 あれはあたしだ あたしのしるし 春休みになると振幅する心を フグリの花びらと一緒にのみこんで 制服姿のあたしに会いに行く 上昇する気温
これからもずっと書きたくなるんだろうなー。アタシに戻る時のために。
転がり落ちた秋の夕暮れ 店じまいをはじめた花屋で 救いきれない花を買う どこかに落としてきた 心 誰かに拾われた時間を 丹念につくろって 明日からまた笑えるように 今 かみさま の顔が浮かんだ むらさき色の秋明菊は 葬列のために 束ねた過去が目印になってくれますように
閉店のアリアが流れる 上りエスカレーター 下る人達を眺めながら 昇る私の背中には 多分みえない羽がついていて どこで降りるべきだったのか 足元の形がうっすらと未明の月 目的の言葉をみつけるために 疲労のふきだまりを通り抜け 生温かな夕闇に溶け込んで この場所まで 真夜中のような静けさが発熱している この場所まで 言葉の風に吹かれて 言葉の海に沈み 言葉の空を見上げている 壁際の連なる言葉の束を 背にして 尋ねるべき言葉を探していた あれも私の分身だったのか 巻きつけた
伸びすぎた白い爪を もう切ることもなく 夜が明けてゆく 抱え込んでいたモンダイテンが 画面いっぱいに映し出されていて 外は雪 そろそろ時間なのだけど いまさら 何のために時をしるすのかと その人が呟く あなたの眠りは続いていて 窓ガラスには結露の静寂 温めていたミルクが吹きこぼれ やっと気づくのだ わたしも 外は雪