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『Coda あいのうた』を見ての感想。

皆さん、こんばんは!
好田です。

今回は以前の記事であらすじを書いた映画について、私の個人的な感想を綴らせてもらいます。

耳が聞こえない家族にとって、ルビーが音楽に没頭していくのはとても不安なこと。父や母からは理解の出来ない世界に進んでいる娘を応援するのは簡単ではないと思います。
事業の過渡期というのも考えると、止めたくなるのも頷けます。合唱クラブの秋のコンクールには家族総出で駆けつけてくれるのですが、コンサート中も家族には何も聞こえていません。
その描写がとても悲しく感じつつも、理解に努めようとする父親の姿が
本作の中で個人的に一番印象に残ったシーンです。

相手のことを理解することは、愛情の証。

この考え方は自分が大事にしている考え方の一つなのですが、コンサートのシーンでは
伝えようとする人
理解しようとする人
両者の視点から映される映像に愛情を感じずにはいられません。

また、作中で一番好きな人物はルビーの才能を見出した顧問の先生。
ルビーの将来の為に授業以外のプライベートの時間を削って本気で生徒と関わられる姿が、とてもかっこいいです。
血の繋がりのない誰かの為に、本気で関わってくれる人の存在。そんな人との出会いはかけがえのないものですね。

互いに理解し、歩み寄ろうとする愛。
その人の人生を良くしたいが為に厳しく関わる愛。
この映画では色んな形での愛情に触れることができる映画なので、これから見るぞという方には、ぜひそこを見て頂きたいです。

今回はここまで。
ではでは。

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