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(78)芙蓉三昧

一重の白い芙蓉が咲いたので、薄紅色の一重と八重の酔芙蓉の三種、芙蓉が咲いた。よほど好きだったのねと、この庭を作った人を想う。会ったことはなく、隣近所の人から聞いた話だけの人だが、建てた人の好みを反映させた家に住んでいると、細かなところからも住んでいた人の癖とか嗜好を感じる。


コンクリートの隙間に蝉の羽が刺さっている。蟻が巣に運び込もうと引っ張るので、ゆらゆら揺れていた。また今日も暑い。

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