自分が悩んでいたことに気が付かなかった
今朝のことです。いきなり年下の友達から「山下さん、怖いんですか?」と言われて、僕は正直「何を言ってるんだ? 僕が自分のことで悩むなんて、あり得るのだろうか?」くらいに思ってました。僕は正直に「怖いって?」と聞いたところ、「何かを見ないようにしてるような気がしてたんです」と言われてしまいました。心当たりは全くないまま、しばらく放置していたのですが、考えてみると、確かに自分が本当は怖がっているのに無理して何も気にしていないふりをしていたのに気が付きました。
これからの時代で成功するには、CSPと呼ばれる、集団で物事を解決するスキルが重要とされています。僕もそれには思うところがあって、今の時代の人たちは楽しい刺激に慣れ過ぎてしまって、とても大きな楽しい刺激を必要としなくなっている脳であると思います。テレビの豪華なセットでなく、室内で撮られた動画に負ける時代ですので、質が極限まで高くなくても一定の評価をされ、満足させられる時代です。その代わりに量を発信すれば動画を見る習慣が生まれ、利益が出ます。薄利多売の時代と言えますから、これからの商売はたくさんやればなんでもありとも言えます。中国や韓国が得意としていて、その間に質の高いものがアメリカなりドイツからなり出てくるので、日本のつけ入る隙がない危機的状況です。
同時に個人で成功するのも難しいのではないかと考えていました。薄利多売は、生産力があってこその産物ですから、本気を出したら企業に敵いません。ですから、僕みたいな個人では特出したスキルがなければ無理ですが、生放送をするだけであったり、日々の活動をアピールする程度ならできます。ただし、企業に勝つのは無理だと。
それを密かに怖がっていた自分を教えられました。どうすればいいか考えてみたところ、企業の弱点に気がつきました。「一度100点のものを作り出すと、それだけを軸にして他のことをやろうとする」という点です。つまり、小さな変化を積み上げることが難しいので、成長も少なければ、流行の変化についていけない点です。個人の活動ならいくらでも成長できますし、今すぐに活躍する必要もないです。
個人で独創的なことに拘り続け、そこに技術の成長が追い付けば、圧倒的個人として活躍できるうえに、もし有名にならなくても技術があるのですから、何も困りません。
今の時代、鈍感力というのは確かに大切かもしれませんが、こういうことを教えてくれる友達がいなければ、鈍感になることで見逃すチャンスもあるなと思った一日です。周囲の期待や数字など全く気にすることなく、日々成長を心がけていけばなんとかなるだろうと思い直せたので、とても幸せです。
というわけで、動画の方針を日々成長するだけというのを試します。教えてくれたひろ〇〇さん、ありがとう。
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