【信州素晴移住の記】床だの壁だの選択肢はあるけれど、答えは統一感の中にある。編
はっきり言って、家の見てくれに関する決めごと、山のようにある。
その中で今回触れるのは、床・壁紙・天井について。
あ、基本私たちの家づくりで辿った順序と並行して記していこうと思っている。
まずは床。
コージーホームのoriginal(注文住宅)における標準は、無垢・合板(シート)・突き板無垢(表面だけ無垢板になっているもの)のどれかであったが、この部分の選択に関しては非常にシンプルに片付いた。とにかくプラスチックは使いたくなかったし、木のぬくもりを感じられるアトリエに仕立てたいという目標から、「無垢」一択。
しかしながら無垢は無垢でも楢か桜のどちらかを選ばなければならず。
淡い褐色が冴えるシックな楢か、透明感が華麗な桜の無垢か。
楢
https://www.instagram.com/p/B8vc_QpgmUS/
桜
https://www.instagram.com/p/B1kTGaKAq5j/
この選択については、つい最近まで議論を醸していた。
だってどっちもかなりいいからね。楢の軽井沢っぽさと、桜のクールジャパン。ただ、雑貨の色味を邪魔せず活かしたい気持ちと、床に合わせて家具なんかを塗装する必要なくナチュラルにあることができるようにと考えた時、”桜”かなと。
イメージとしては、工作に使うような白っぽい木材その物の色。クリア塗装で色味は変えずにコーティング。
では、水周りはどうしますかって話になってくる。
それもそのはず。100%の木材は湿気に弱く、カビの発生が否めない。なので水周りは大体の人がメインの床色に合わせた合板やらワックスフリーの突き板無垢なんかを選んで、水弾きの良い材質にするのだとおもう。というかHM・工務店からもそれを勧められる。
どうしようかな。と思って。初めは。水回りだけタイルとかコルクもいいかな、と思ったりもして色々サンプル取り寄せて見たんだけど、なんかしっくり来なくて。
結局我らは全面無垢張りがどうしても諦められず、担当さんの必死の反対を押し切って、どこもかしこも全て無色クリア塗装の無垢材にて決定してしまった。
だって木が好きなんだもん!傷がなんだ!シミがなんだ!全部思い出!ちょうど家建つころに娘さんのトイトレ開始時期だけどそれがなんだってんだ!どんとこい!そんな勢いで。そう、勢いだけで突き進んでしまった無垢一択道…。
あの、お手入れに時間を避けない方は、突き板で対応されるが良いと思われます。見た目、そんなに無垢と変わらないので…。
次に選ぶが壁紙。
なんだけど、コージーさんの標準は、塗り壁!これはもうナチュラル志向で行きたい私たちにはぴったしで、変更の余地なし。ちょっと写真では分かりづらいけど、塗り壁。https://www.instagram.com/p/B0F6bqHAA-k/
さらに塗り方にもいろんな種類があって。基本無造作でお願いするものの、2Fアートスペース
(前記事参照:https://note.com/misato_kj/n/n9355aaa42dce )周りの続き壁のみ、目立たせるような派手塗りに指定。
工夫として、押入れの中に関しては、物を置いたり出し入れすることで塗りが削れてしまう恐れがあるため、極めて塗り壁っぽいクロスを使うことにした。
押入れの中に加え、クロスを使ったのは天井くらいで。和室の天井にはざらっとした土壁みたいなクロスを使い、娘の部屋には蓄光クロス(昼はただの白い天井だが、夜になると星空が浮かびあがり眩しくて寝られない迷惑なやつ)を親のエゴで使わせて貰った。
クロス、本当めちゃくちゃ分厚いカタログが何種類もあって、遊びたくなってしまうのだけど、そこで遊ぶと均一性がなくなるの。正直、均整のあるシンプルなお家にしたい方はなるべく「遊ばない」ことをオススメしたい…!我慢が作る美しさがきっとある!
というところで、次回はドアと水回り。
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