見出し画像

雨あがりの夕暮れどき        ~ほしかったもの~

 長年、CAP(Child Assault Prevention)の活動を続けている。むすめがお腹に入る前からであるので、ほぼ四半世紀にわたる。(フルタイムの仕事をしていた2年間はまったくしていなかった。)この間、いろんな人々と出逢ってきた。様々な仲間と共に子どもワークショップを行ってきた。それは子どもたちとの出遭いであり、元気をいただきながらの続けてきた。

 仲間には様々な人がいるが、おおよそCAPにまつわるなにがしかの学びを深め、活動をしていた。わたしの場合、女性の視点で相談に関わるフェミニストカウンセリングを学び、相談機関で活動をしていた。また、CAPで所属していた団体からいろいろな学びの機会を得て、性の健康教育やペアレンティングや境界線について学び、またファシリテーションを磨くために演劇手法のワークショップを学んだりしてきた。なのでここに関わる人はみな、何か自分の関心事や、必要に駆られて学びを深め自身のCAPだけではない活動に向かっていた。

 その中には自分でNPOを立ち上げ、自分の住む地域に根付いてCAPを拡げる人もいる。その一つの団体の今年度の活動の始まりに立ち会うことができた。コロナ禍で今年度のスタートが遅くなったため、毎年度の始まりに行う打ち合わせが9月になり、そこに参加させていただいた。

 そこは年齢・キャリアに関係なく、みながフラットな感じで居られた。まず、進行を務める方が2年目で、前年度は2ワーク現場に立たれたというニューフェース!新米でありながら物怖じすることなくしっかりとタイムキープをして進めてらっしゃる。わたしのような古参で他のグループの人々にも特別扱いすることなく、対等に接していただいた。わたしは年長者扱いされることがとても苦手である。しかし、そのような気兼ねを感じない、むしろ”わたしはここにいていいんだ”と感じさせてくれる場であった。

 また、その打ち合わせも長年やってきたことでありながら、新たな気づきをもたらしてくれる機会となった。その基本的なところはみなが承知していて、しかしその疑問は率直に発信され、またそれについての一人ひとりの見解もあり、それを共有できる場であった。そこに居るみんなが対等でどんなことも共有されていた。
 
 そのことがわたしにはとても心地よく感じられた、このような場があるのだ、と。ここに参加できてよかった。ここにいることができてよかった。そう思える時間であった。貴重な体験であった。 感謝。


 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?