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【山形】江戸安政創業明治元年建築・瀬見温泉【喜至楼】

この渋い外観、たまらんです。
山形県最上郡最上町、瀬見温泉にある温泉旅館 喜至楼!

か、かっこいい~~~!
本館!四階建て~~!



山形県 瀬見温泉 喜至楼 公式ページ 鮎釣りで有名な小国川沿いにあり、義経と弁慶が発見したと言われる温泉地です。 (kishirou.com)

瀬見温泉について:瀬見温泉|義経弁慶伝説の湯 山形最上温泉郷 (semi-onsen.com)

1.山形最古の温泉宿

公式によると
「源頼朝の追手を逃れて平泉をめざしていた
義経一行が発見したいう伝説が語り継がれています」だそうで。
瀬見温泉には6つの宿があり、
喜至楼は山形県に現存する最古の温泉宿とのこと!

令和でなお現役、凄すぎる!
維持管理は大変な苦労があるだろうことが予想されます。すごい。

2.本館の客室

なんと今回、明治建築の本館の客室に泊まることができました!
6畳ほどのこぢんまりとしたお部屋です。

障子のデザインがイケてる!
粋な鯉の装飾!
この湯呑、ほしい!

本館は一番古く、明治元年に建てられたもの!
室内のいたるところにお洒落でこまやかな装飾が施されており、こだわりの職人技といった趣です。かっこい~~

私のお部屋は確か二階であったと思います。
三階と四階は現在客室として使われていないのですが(確か)
宿の方のご厚意で上階も見学させていただくことができました!

見るのに夢中で写真を撮り忘れてしまったのですが(後悔)
障子のデザインが部屋ごとに違い(!)、たしかウサギと亀などの装飾があったと記憶しています。
使われてはいなくても各部屋が綺麗に残されており、かつてここに生きた人々の賑わいや旅情が思い起こされ感動してしまいました。

カメムシの注意喚起、親切

秋の田舎にカメムシはつきものです!
触らなければ害無しですし、対処法も教えてくれて大変親切。

3.館内めぐり

自室を堪能したら次は館内を探検です。
まずは本館一階の玄関部分。

この時計はいつのやつなんだろう
下駄箱には本当に下駄入れてたであろう時代

次はお風呂へ向かう通路。
ローマ式千人風呂はこの宿の名物ともいえる大浴場です。
お風呂内の写真はさすがに撮れなかったですが渋かった~
熱すぎないさらっとした湯が長風呂できて最高でした。

味がありすぎる看板
タイムスリップした気分

ふかし湯は今はやってなかったです。残念!ふかし湯てなんだ??
千人風呂のほかにも小さめの風呂がいくつかあり、館内湯めぐりが楽しめます。

レトロなタイルの洗面台と年代物のランプ …良い!

増築されて本館と新館がつながった建物は致命的な方向音痴にとってはまるで迷路のようでわくわくしました。

4.ご飯♪

探検後はお楽しみのご飯タイムです!

個室飯
蓋開けて撮ればよかったやん…

食事は宿泊部屋とは別の個室に通されました。
写真のセンスがなさすぎる…
鮎か何かの塩焼きが新鮮で美味しかったのが印象的でした。
山形は山菜とお蕎麦も米もとても美味しくて大好きですが歴史あるお宿の座敷で食べるとまた一味違って特別な気分です。

5.何もしない喜び

ご飯の後はまた風呂に入って部屋でくつろぎタイムです。
テレビはありますがろくに映りませんし、せっかくの明治建築なのでアナログで過ごそうと本を読んで静かに過ごしてみました。

誰にも気を遣わずひっそり楽しむ温泉旅。
歴史的建造物の中でタイムスリップ気分を味わって
日頃の疲れが洗い流されました~

昔の宿ってみんなこんなアクキーだったよな~

これからも現役のまま続いてほしい瀬見温泉・喜至楼
お世話になりました!またいつか来たい!


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