見出し画像

〈DAY10〉一重まぶたでもいいじゃん!

二重幅ってどのへん?
まつげの生え際を必死に埋めても、目ぇ開けたら全部隠れるんですけど。

これ、一重まぶたを持つ人あるあるだと思います。

わたしのまぶたは、しっかりめの一重です。
誤魔化しようのない重いまぶた。
アイラインは極太に引いても見えるか見えないか。
アイシャドウなんて塗っても無駄だと思い、就活のために初めて手を出したような女です。

雑誌のメイク特集、InstagramやYouTubeのメイク講座を観て、真似したいと思っても何かが違う……。
二重でなく一重に生まれた、それだけで劣等感をたびたび覚えていました。

愚痴みたいになってしまいましたが、今日のテーマは「自分の好きなところ」。

わたしは、嫌いだった自分の一重まぶたを今では愛せています。
なぜ一重を好きになれたのか、個人的な理由を紹介します。

1.アイシャドウは縦割りで

雑誌などでよく見るアイシャドウの塗り方は、まぶたの際から上に向かって薄くグラデーションになるデザイン。
でも一重だと、せっかくのグラデーションがまったく見えません。

そんな悩みを解決してくれたのが、「縦割り」の塗り方でした。
確か、海外のYouTuberさんの動画で初めて知ったような気がします。

目頭は薄く、目尻に向かって濃くする塗り方はまさに目から鱗でした。
塗った色がきちんと見えて、かつ派手すぎない。

目は丸いほうがかわいい、できるだけ縦に大きく見せなければ!という思い込みを崩してくれたのです。
むしろ、切れ長の目の形を活かして横幅を広く見せるほうがわたしの顔立ちには合っているようでした。

嬉しくなって、初めてデパコスのアイシャドウを買いました。
勇気を出してBAさんにスウォッチをしてもらったのもこの時が初めてです。
今まで塗ったことのないような濃いアイシャドウをまとった自分に「なんかいいじゃん」と自信を持てたことがわたしにとっての革命でした。


2.興味は下まぶたに

下まぶたメイク、してますか?
ぷっくりした涙袋はありますか?

わたしにはそんなものありません。
つるっつるの平面です。
一重でかわいい人って、だいたいまぶたが薄くて目が大きいか、涙袋がしっかりあるような気がします。

どっちも持たないわたしはふと思い立ちました。
涙袋、作ろう。

ヒアルロン酸とか入れたらすっぴんでも自信が持てるのかもしれないけど、そこまでの情熱はありません。
メイクしている間だけでいいから、涙袋がほしい!
のっぺりした余白の多い面長をなんとかカバーしたい!

わたしは下まぶたにアイシャドウを塗ることで、けっこう世界が変わりました。

まず涙袋があったらこの辺かな〜と思うところに薄いアイシャドウを塗って、スッと半目になります。
※人にお見せできない顔になりますが見せなければ大丈夫です

半目になると、あるはずのない涙袋が不思議と現れますよね(わたしだけだったらどうしよう)。
その幻の涙袋の影になるところに、ベースより少しだけ濃いアイシャドウを細い筆でとって線を引きます。
線の両端はぼかして、目頭側にだけ薄くラメをのせると、疑似涙袋の完成です。

真横から見ない限り、意外と自然に見えました。

何より、下まぶたメイクありとなしで顔の余白がまったく違います。
ここまで目ですよ〜っていう範囲を思いっきりごまかせる。
これは革命だと思いました。

もし影を書くのが難しければ、こういうのもあります。

最近買ったのでまだ使いこなせておらず練習中ですが、慣れれば時短になりそうです。


3.カラーメイクが楽しめる

ちょっと斬新かな?と思う色味も、縦割りで目尻側や下まぶたにのせると意外にハマります。
めちゃくちゃカラーメイクしてます!というよりは、さり気なく個性を演出できる。

もちろん、二重の人はより華やかなカラーメイクになるんだろうなと思います。
でも初心者にはなかなかハードルが高い。

目尻だけ色が入るから、インパクトが強すぎずちょうどよく収まります。
やったことのない色にも挑戦しやすいので、個人的にはおすすめです!


4.最近のメイク事情

“抜け感”なるワードがよく見られるようになりましたね。
まだよく分かっていないのですが、たぶん「やりすぎない、ナチュラルに見える」ことが大事なようです。

薄めのアイシャドウや、目尻の三角ゾーンを埋めない自然なメイクが良しとされているように感じます。
アイラインやマスカラも黒よりブラウンが増えていますし、強さより優しさの時代なのでしょうか。

三角ゾーンをゴリゴリと埋めたい気持ちを抑える代わりに、
最近のわたしは「地雷盛りライン」という妙技を覚えました。

疑似涙袋と合わせれば無敵です。
冗談でなく目が2倍に見える。
失敗すると化け物になるので、時間がある時しかしません。


5.一重でもメイクを楽しんでいい!

二重幅というワードを見かけるたびに「ケッ、どうせ一重は人権ないですよ」と悪態をついていた昔のわたしへ。

一重は一重で、楽しめるメイクがあったよと伝えたい。

二重への憧れがないとは言わないし、日によってはまつげをギャンギャンに上げて無理やり二重を作ることもあります。

それでも、昔みたいにコンプレックスにまみれることはありません。
一重に合うのはこうかな?と想像しながらメイクをするのが楽しい。

写真を撮られるのが嫌いだった過去が信じられないくらい、休みの日はメイク後の自撮りが習慣になっています。
一重まぶたの自分を好きになれたのは、一重に合うメイクと出会えたおかげです。

「自分の好きなところ」外面の話ばかりになってしまいました。
内面的なところでは、こういう研究心とかメイクひとつで気分が変えられるマインドは好きかもしれません。

もっと自分のことが好きになれたらいいな、と思うばかりです。

お読みいただきありがとうございました。
ミサノでした。

おわり



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?