見出し画像

本音で語れる環境づくり

第2回Raise Your Flagは、ファシリテーターってなんぞやっていうお話。

画像1

最近気づいたのは、私がやりたいことは「受容環境を作る」ことだということ。場面は何らかの共通目的があるコミュニティで、時期や場所、対象は誰だっていい。むしろ場所や人を選ばずファシリテーションできるような人になりたい。原則、ファシリテーションは複数人いる場所で発揮されるものだと思うけど、私からしたら受容環境を作ることが必要であれば、たとえ2人の空間でも力を発揮したい。

1. ファシリテーションの4要素

今回学んだのはファシリテーションを構成する4つの要素について

環境整備/ 問いかけ/ 立ち振る舞い/ シミュレーション

講座では4つは並列しているものとされていたけど、私にとっては「立ち振るまい」の中の「受容環境」を最も大切にしたくて、それを作るために他の3要素も欠かせないんだ!っていう感覚かな(勝手に)

2. なぜ受容環境が必要なのか

受容環境ってのは誰もが本音を語れる場だと私は定義する。

例えば、高校時代にアーチェリー部の部長をしてたとき。普段よりきつい練習の時は極端に欠席者が増える。体調が悪くて、歯医者に行くから、急遽家庭の用事が、、。

なぜ、本当のことを言ってはいけないのか。寝坊しました、どうしても今日は練習する気になれません、ずっと前に当選したコンサートに行きたいです。こんな本音が出てきたら、部員の部活に対するモチベーションの変化にも気づきやすいし、本当に体調を崩している部員に対しても気を配れるようになる。

部員にとっても、多かれ少なかれ罪悪感を感じながら遊んで、周りからの信頼を失うリスクまで背負うくらいなら、遊びにいくかわりに次の日から誰もがわかるくらい人一倍練習した方が効率が良いのではないか。

とにかく”建前”であふれるコミュニティは非効率で、チームとしての成長には程遠い。

かくいう私も素の自分を出すのに時間がかかるから、言いたいことを言えない辛さや非効率さを重々承知してる。

だからこそ、本音を語っても受け入れられる環境づくりができたらいいなって。

画像4

比較的すんなり自分を出せた時ってどんな時だろうって考えた時、共通してるのは

私から語らずとも私の想いを引き出し、受け入れられた時

気づいたら自分のことを話していて、なんなら話したくなっていて、話した後は、よりお互いの理解が深まっている。自分が所属するコミュニティが常にそんな状態だったら最高だな〜

3. 問いかけ

私はここで問いの力が問われるんじゃないかと考えている。

画像5

紹介された4項目はこちら

置き石理論 / 概念についての問い / Why / 批判的視点の問い

今の私が聞くと、急がば回れのイメージ。

パッと思い浮かんだのは、大学祭の実行委員をしていて私がやってしまった「何かいい案ない?」っていう問い。時間がなくて、本当にいい案を求めてたんだけど、冷静に考えてこんな雑な問いから理想の答えが生まれるわけがない。

だけど、問いまで意識したことないからか、問いに関する講座内容はほぼ自分の中に落とせてない。

相手の答えなんて予測できるわけないし、限られた時間でこれを実行するには充分な準備と柔軟性が必要そうってことだけはわかった。実践を通して勉強した後に、問いについてもアウトプットできたらいいな。

4.環境整備

大切な準備の第一歩目は環境整備

画像2

参加者のパフォーマンスを最も高めるために、どう準備するかという内容。

講座によると集中阻害要因は、携帯の通知音(聴覚)や視界に入るもの(視覚)等の感覚と、疲れや眠気などのコンディションの2つがあるらしい一番身近な大学の授業を想像するとすごく納得できる。

でも私の集中力が切れるのは間違いなく時間!予定していた時間より1分でも過ぎるともう自分の中で勝手に授業を終わらせてる。だから私がファシリテーターを務める時はどれだけ議論が活性化しても時間厳守できるようなタイムマネジメント力を身につけたいな。

そして私の理想はずっと参加者に集中してもらいたいんじゃなくて、リラックスした状態でここぞという時に短期的に全員の集中力を高められたらかっこいいなって。

ここで役立つのがスイッチのON/OFFや全体構成のデザイン。イメージは参加者の集中力ですら操る!みたいな?講座では、音楽や手拍子を効果的に使ってスイッチをONにする、そして内容の密度がU字型になるように分単位で場をデザインする。ざっくりくくると、アイスブレイク(軽め)→本題(重め)→まとめ(軽め)のようなイメージ。

5.シミュレーション

画像5

この時に大事なのは臨機応変さ。あくまでもその場は参加者が作り上げていくものだからこそ、シミュレーションを繰り返して、時間と状況をみながら取捨選択をして柔軟にデザインしなきゃ。まあ、これは実践だな。

6. まとめ

私が解決したい課題は、社会において、人が必要以上に飾った状態や殻に閉じこもった状態で過ごしていること。一人一人のありのままの姿を引き出すためにも、その場をデザインしたり、タイムマネジメントしたりできるようになりたい。

そして私の強みは、この課題を解決して喜ぶであろう1番のペルソナは私自身であるということ。

✔︎ NEXT ACTION

自分の経験を振り返り、どんな時に素を出せて、どんな時に飾った自分であったか、深掘りしてみる!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?