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片付けが苦手な人でも! ずぼらな私が勧める片付けのコツ

今年も既に11月半ば。
そろそろ「大掃除」について考え始めている人もいるのではないでしょうか?

「でも、とにかく部屋がごちゃごちゃ。大量の片付けが億劫で、全然やる気がでない」

日々の忙しさに追われて、あれこれ散らかしたまま。
片付けなきゃとは思いつつ、なかなか重たい腰があがらない。

そんな人でも取り組みやすい「片付け法」を、ずぼらな私が紹介してみたいと思います。


⏩まずは2つのことを確認しましょう

1.ごみ収集のスケジュール

優先順位をつけやすくするために、ごみ収集のスケジュールを確認します。
収集日が月に1回しかないもの、自治体へ事前申請が必要なもの、近隣では回収しておらず特定の集積所まで持っていく必要があるものなど。
こっちを先にやっておけば間に合ったのに……ということがないよう、あらかじめ確認しておくと◎

2.分別のルール

居住地域によって、ごみの分別ルールは異なります。
『一度まとめたごみ袋を、再び開けて分別しなおし』
『面倒だからとルールを気にせずに出したら、回収されずに張り紙つきで返却される』

そうなってしまうと二度手間になり、時間もやる気もロスしてしまいます。
かなり細かいルール・その地域独自のルールなどもあるので、しっかり確認してから片付けを始めましょう。
「えっ?! これもごみ袋に入れて捨てていいの?」
なんてケースもあったりしますので。
(うちの地域では指定のゴミ袋に入りさえすれば、電子レンジでも無料・事前申請なしでそのまま回収してもらえます)

⏩短い『区切り』が成功の秘訣

『区切り』が明確=見通しがたつ方がモチベーションを維持しやすいです。
以下では3つの『区切り』を提案しているので、自分に合いそうなものを選んでみましょう。
※ここで紹介するやり方は「急いで片付けをする必要がない人向け」です。

1.時間で区切る

日頃からやっていないことを、長時間頑張ろうとすると心が折れてしまいます。
まずは60分、長くても90分を一区切りとして、片付けに取り組みましょう。
時間がきたら手を止めて、可能であれば、片付けをしている部屋から離れて休憩します。
疲れていれば、もうそこでおしまい。少しでも頑張った自分を労りましょう。

【こんな人にオススメ】
・片付けに対して苦手意識が強い人
・集中力が続かない人
・1日の中で、限られた時間しか片付けにあてる暇がない人


2.エリアで区切る

「今日は、この棚を片付けよう」
「クローゼットの中の、不要な服を捨てよう」
「ここに積んであるダンボール3つ分、頑張ろう」
ターゲットを決めて、片付けに取り組むやり方です。
漫然と作業することが減るので、効率がよくなります。
また、処分したいものの種類が揃う場合も多いので(クローゼットなら衣類、レターケースや机の引き出しなら書類など)、ごみの分別もしやすいです。

【こんな人にオススメ】
・片付けたい場所が決まっている人
・効率よく終わらせたい人
・ごみの分別に苦手意識がある人

3.ごみ袋の数で区切る

とにかく部屋に物が溢れている、思い切って断捨離したい人にオススメの方法です。
「このごみ袋がいっぱいになったら終わり!」
というスタイルなので、場合によっては10分でノルマ達成なんてことも。
ごみ出し日の前日だけ頑張るぞ!にすれば、決まった曜日にルーティン化して、どんどん部屋を片付けることができます。

【こんな人にオススメ】
・捨てるべきものがたくさんある人
・断捨離を決意した人
・片付けをする日が明確な方がやる気が出る人


⏩片付けに対する苦手意識を軽くするには

引越しなどの『特別な必要性』がない限り、なかなか片付けって取り組めないものです。
綺麗好きな人は違うのかもしれませんが、ずぼらな私は気付けば部屋がごちゃごちゃ……床が物だらけになりがち。
そんな私が片付けを頑張るときに意識しているのは、以下の3つです。

1.完璧にととのった部屋を目指さない

物がなくてスッキリしていて、置き場所が明確で、インテリアにもこだわる余裕があって……というのは、あくまで理想。
特に小さい子どもがいる我が家としては、もはや夢のまた夢です。
まずは物を減らす、どこに何をしまったかがだいたいわかる、不透明な箱や目隠しの布などでごちゃごちゃを隠す程度までと割り切っています。


2.無理に捨てすぎない

とにかくたくさん捨てること、捨てる行為そのものが目的になってしまうと、片付けの域を通り越してしまうことも。
まだ捨てたくないなと迷うもの、使うわけじゃないけど大切な思い出があるもの……残しておきたいものは、そのまましまっておきます。
また次の機会には気持ちが変わっているかもしれないので、そのときまで先延ばしにしてもいいのです。


3.疲れていたら潔くやめる

片付けが苦手な私にとって、そもそも片付けをする行為自体がストレスになりがちです。
なので、判断力が低下してきたなと思ったら、中断または中止します。

その目安としては、
・要/不要の分別が雑になる(もういっそ全部捨てるかー! or この箱の中は見なかったことにしよう……)
・残しておくべきものをごみ袋に入れていたとき
・気が散って、目の前のもので現実逃避をし始めたとき(手近な本を読む、意味もなくスマホを眺めるなど)

判断力が低下すると、本来捨ててはいけないものを捨ててしまう可能性もでてきます。
無理をして取り返しのつかないミスをするより、自分の気持ちや体調を優先するようにしています。


⏩どうしてもギブアップのときは

まずは無理せず、休んだり気分転換したりすること。
でもとにかく早めに終わらせたい、どうしても片付けたいというときは業者さんへ外注するのもありです。

外注の際に確認するべきこと

・業務形態やサービス
  →全部丸投げOKとは限りません。また、回収してくれるもの・行ってくれるサービスが限定的な業者さんもたくさんあります。

・価格
  →ごみの回収・処分・片付け代行は、一律料金でない場合が多いです。ごみの量や部屋の状況によっては高額になるので、見積もりをとってよく検討しましょう。どの業界でもそうですが、ぼったくりの会社もゼロではありません。

・時期
  →引越しの繁忙期(2月下旬~4月上旬)、大掃除の時期は混雑しがちです。早めに申し込むか、時期をずらすのがスムーズだと思います。

・業者との距離
  →作業料金が安いから!と決めた業者でも、遠くから来てもらう場合には料金が上乗せになることも。できるだけ近隣の業者で探した方が、片付け作業以外の料金を抑えることができます。

想像より高額になるのを覚悟して

一人暮らしをしていたとき、ダンボールの処分を業者さんにお願いしたことがありました。
枚数にして40枚くらい、担当者さんが来て10分くらいで終わる作業で『5000円』でした。

集積所までが遠すぎる・そもそも場所がよくわからない(地域の"暗黙のルール"みたいなところがあったようで、不慣れな私には最後までわからないままでした)・引越しが迫ってる・枚数が多い・正直ホコリとかも結構……

諸々あって業者さんにお願いして、支払いは当日に現金手渡しでした。
良心的な業者さんで、電話での見積もりの際も「すごく割高になっちゃいます」「本当にいいんですか?」と確認してくれました。
また、当日の担当者の方も「え、これだけ? あ、そう……ですか」と拍子抜けした様子で、少し申し訳なさそうにお金を受け取ってくださったのを覚えています。

まぁ、5000円程度なら頼んだ方が楽だなと思う人もいるかと思いますが、これが部屋全体の片付けとなると桁が変わってきます。
トラックでの運搬が必要、特殊な処分品がある、とにかく量が膨大など……場合によっては10~30万ほど請求されることもあるようです。

頼んだ後に後悔してしまわないように、まずはできるところまで自力で頑張ってみましょう。
それでも駄目な場合は、リサーチをしっかりしてから業者さんへ外注するのがオススメです。







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