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最近買ったもの(2021年6月/本が多め)

気がついたら7月も1/3が終わろうとしているので、慌ててnoteを開きました。41歳グラフィックデザイナーがお届けする、6月のお買物記録です。

<着るもの>

REPRODUCTION OF FOUNDのジャーマントレーナー

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ずっと欲しかったドイツ軍のトレーニングシューズ「ジャーマントレーナー」。本物は革やソールの質がなあ…とか、マルジェラ製のは値段がなあ…と思ってたら、各国のトレーニングシューズを上質な素材で再現するブランド、REPRODUCTION OF FOUND製のものを知り合いのお店で定価の半額以下で手に入れてしまったのです…。オリジナルの白×グレーに対して、色がベージュなので、セールになってたのかな。とにかくお得でした。

元々、オニツカタイガーの「メキシコ」とかルコックの「モンペリエ」が好きだったので、この手のトレーニングシューズとは相性が良いんですよね。クッション性はもちろんニューバランスほどでは無いけど、足にぴったり来る形とお店の人曰く「マルジェラより良い革使ってる」と言うほどのレザーのクオリティの高さがすっかり気に入ってしまって、もう一足買っておけばよかった…と思うほどです。

mont-bell x B:MING by BEAMS / 別注 ソックオンサンダル

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去年から気になっていたモンベルのサンダル。現行のラインナップだと黒しか選択肢がないなーと思っていたら、今年はBEAMS別注のアイスグレーが登場。買いました。

履いてみると、ビルケンや一般的なビーサンよりもクッション性が弱く、固いソールで足が疲れる…。ときどき続けている夜の散歩(3km)に使おうと思ってたけど無理でした。現在は事務所のカーペット用に使っています。靴下を履いてても履けるし、通気性が良いのは嬉しい。

FreshService ORIGINAL 3-PACK SOCKS

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ずっと気になっていたこのソックス、熊本市内を散歩してたときにセレクトショップ「MEMPHIS」で発見。これ系のメーカーにしては値段も安いので、お土産に購入しました。

物としては悪くないんですけど、この手の「洋服分かってる勢」が作るソックスってだいたい無駄に分厚いんですよね…これもそんな感じ。夏場は履けないので、その他のシーズンに履こうと思います。

BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS ライト ナイロン 6パネル キャップ

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最近、知り合いの店員さんが出来たBYで購入。シルバーっぽいグレーの発色と、薄いナイロンの素材感、裏の額に当たる部分はタオル地になっていて、すごく好みの組み合わせ。値段も3850円と良心的。これは良いプロダクトです。

風で髪の毛がボサボサにならないよう、自転車に乗るときはいつもキャップを被っています。

SHUKYU × Masanao Hirayama / ABCDE F.C. TEE

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7/11まで本屋青旗さんで行われている、オルタナティブなサッカー雑誌「SHUKYU magazine」のポップアップで購入。アーティストの平山昌尚さんとのデザインです。

184cmでXLサイズを着てるけど、ややオーバー目に着られて、生地も適度な厚さと柔らかさ。Tシャツは1500円のUTで充分と思ってたけど、久しぶりに良いボディに出会いました。白Tは汗染みが大敵なので、洗濯の頻度を上げていこうと思います。

<生活用品>

無印良品 綿三重ガーゼケット・S/オフ白

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毎年、夏にお世話になっていた無印のタオルケットを新調。これまでタオル地だったのを、ガーゼケットにしてみました。

生成りが大好きな無印には珍しく、ほぼ真っ白。涼しげで爽やかです。最近は寝具はすべて白でまとめる派です。シーツとかも無印で揃えて、なるべく頻繁に洗濯して、うっすら黄ばんできたら処分…の流れで行こうと思います。

BRITA リクエリ 1.1L

アトリエで蛇口につけるタイプの浄水器を使おうとしたところ、水漏れで設置できず…ので仕方なくBRITAにしました。冷蔵庫のドアポケットに入るタイプ。久しぶりに買ったけど、水道水とは明らかに味が違う…。ペットボトルも減らせるし、これは必要な買い物。

無印良品 大豆ミート 薄切りタイプ 80g

生肉は油の処理やトレイを洗うのが面倒で、常温保存できる大豆ミートを試してみたけど、味付けを濃い目にすればけっこういいかも(焼きうどんにしました)。80gで290円なら余裕がないけど自炊したいときに便利な気がします。

<本>

松田青子「女が死ぬ」ほか、著者のKindle作品全部

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熊本の橙書店に行ったとき、たまたま目に入ったこの本がきっかけで空前の松田青子ブームが到来。その後、電子書籍で買える松田さんの本はデビュー作「スタッキング可能」から長編・短編・エッセイまで全部(8冊)読みました。結論から言うと…どれも最高!です。

単純に相性の問題もあると思うんですが、文章を読んでいるだけで気持ちよくて/社会的に弱い人に対する現代的でやさしい眼差しに癒やされ/特に短編小説で見られるひねりの効いたアイデアに唸り/いわゆる「文学らしさ」とは一線を引いた現代の口語的な表現やモチーフの使い方など、久しぶりに自分に合った作家さんを見つけてしまった…!と、めちゃくちゃテンションが上がっています。

どれもおすすめだけど、いちばん最近読んだ「おばちゃんたちのいるところ」が特に好きかな。一つの街を舞台に、生きている人と死んでいる人が描く群像劇。サウンドノベル「街」「428」が好きな人(僕です)はぜひ。

女ふたり、暮らしています。

韓国で活躍するコピーライターと編集者の女性二人、猫4匹の共同生活を描くエッセイ。恋愛関係ではない2人がマンションを買い、リノベーションを行い、一緒に暮らす様子が本国で話題になり、同じような本がいくつも出版されているそうです。自分の仕事と業種も近く、楽しく読みました。

おうち性教育はじめます

小学三年生の息子がいるので、今後必要になる知識だろうなと思って買いました。すごく分かりやすくて、幼稚園や保育園に入園する子の両親に配ってもいいんじゃ…と思うほど。個人的に気になる男性の生き辛さ、女性に対する差別や特権意識などは、性教育で変わる部分も多いのではないかと思います。

チョン・セラン「フィフティ・ピープル」「屋上で会いましょう」

マンガ「違国日記」や松田青子さんのエッセイでも紹介されていたので読みました。傑作です!大学病院を舞台にした、50人による50の短編集。上述の「おばちゃんたちのいるところ」は、これがベースになっていると思います。ここ数年読んだ本の中でもたぶんこれがベスト。本当に大好きです。

すっかりハマったので、同じ作者の別の本も読んでみたけど、訳者が違うせいかこちらはあんまりでした…。

MINOU BOOKSで買った本たち

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ロゴをデザインしたうきはの「MINOU BOOKS」さんに課金するため、大量購入。行くのに交通費が3000円ぐらいかかるのでなかなか行けないから、行ったときにはまとめてお買い物するようにしています。

まずは北村みなみさんが雑誌「WIRED」に連載していたマンガが単行本になったこちらを読破。SF短編集なんですが、一話ごとに印刷の特色が違うという凝ったブックデザインで、わざわざ紙で買う意味がある本だと思います。

内容的にも王道のSF短編なんだけど、テクノロジーや未来に対する描き方はネガティブではなく、うっすらと希望が見える感じで、2021年現在の気分を強く感じました。

<ゲーム>

Hollow Knight (ホロウナイト)

PC/PS4/Switchの定番ゲーム。ティム・バートンっぽい「ムシ」たちの世界を旅するメトロヴァニア系のゲーム。ダークだけど可愛らしいグラフィックと、重厚感のあるサウンド・BGMのクオリティの高さに引き込まれます。

…が、いわゆる「ソウルライク」なゲーム性なんだけど、死んだときのペナルティがあんまり好きじゃないんだよな…と、途中で止まっています。まとまった時間があるときに一気にクリアしたいところです。

Eleven: Table Tennis VR

Oculus Quest用のVR卓球ゲーム。リアルな物理シミュレーションでオンラインVR卓球プレイが楽しめます。僕は中学時代に卓球部だったのですが、回転などかなり忠実に再現されていると思います。

…が、思ったほどハマれず、放置することに。Oculus用の卓球ゲームはもう一本出ているので、そっちも試してみようと思っています。(買って2週間以内なら返品できるのがOculusの良いところ)

<まとめ>

5月は引っ越したばかりのアトリエ用にアート作品を大量購入してしまい、6月はほどほどに…と思ったけど、なんだかんだで色々買いましたね…。

でも、洋服関係は長く着られそうなシンプルなものが多かったし、本も20冊ぐらい買ったけど、読めば自分の知識や経験になるしで悪くない買い物が多かった気がする6月でした。

来月もまた更新しますね〜〜〜〜。

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