最近読んだ本~なぜ良い戦略が利益に結びつかないのか~

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書籍名:なぜ良い戦略が利益に結びつかないのか 高収益企業になるための5つの実践法
著者:チェザレ・メイナルディ
出版社:ダイヤモンド社
出版年:2016年12月8日
URL:https://www.diamond.co.jp/book/9784478069936.html

概要:近ごろの企業は戦略上の課題として、価値を生み出す道筋が見通せないことを冒頭で述べています。戦略と実行を結び付けるもの(ケイパビリティ)をほとんどの社員が理解していません。ケイパビリティを中心に、大企業の例を交えながら高収益企業になるための実践法が紹介されています。

書評:この本から得たことは3点です。

1.自分の強みを知ること。
2.文化が最大の資産であること。
3.文化の形成から実を結ぶまでは時間がかかるものだということ。

私は今、本当にやりたいことを探しています。利益に結び付く強みは中々見つからないものだなと痛感しています。別の言い方をすると、公言できるほどの強みは自信になります。

成功の裏には考えに考え抜いた戦略があり、日々の苦労や努力が積み重なって文化になるのだと理解しました。時間をかけるものは何かを見定めることも大切ですね。

以下は本書から引用しました。「我々」を「わたし」にしたり、「どのような企業」を「どのような人間に」、「どのような生き方をしたいのか」など言葉を置き換えて自己分析ツールとして使おうと思います。

「我々はどのような企業になりたいのか。」

「我々が選んだ価値提供は何か。」

「我々だけが見事に実行でき、他社にできないことは何か。」

「その他に開発すべきケイパビリティは何か。」

「それを実現するためにどの道筋を選ぶか。」


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