最強の二人

少し前から人生初のコロナにやられ、私が治ったと思ったら今度は0歳の下の子が感染。あえなく全ての予定をキャンセルして安静に暮らしているここ数日。

昨日は3歳のやんちゃボーイが昼寝をしている合間に上記タイトルの映画を観ました!実話に基づいた映画でした。

頚椎損傷で首から下が麻痺しているお金持ちの男性が、自分を介護してくれる人を募集。
様々な常識ある経験豊富な有資格者が応募する中で、介護経験がなく、前科持ちの男性を雇用。

暴言を吐いたり、常識では考えられないような行動をしながらも、人情深く介護をし、本人にとっての幸せを追求していく
そんな映画でした。

その中で印象的だったのが、「障害者」という言葉で冗談を言う場面が何度もあったことでした。「障害者」という言葉を冗談で使うのがタブー視されそうな時代であるのに、相手に何の遠慮もせず、躊躇なくコミュニケーションを取ることが本人にとっても心地よいものになってるんだと感じました。

最近思うのは、非常識という存在の価値です。正しくいなきゃ、常に良さを求めなきゃという常識人だけで集まっても、新しいものは生まれないなと感じます。非常識なものが混じることで、それによって生じる混乱を乗り越えた時、今までにない新しいものが生まれやすくなると感じています。それを調整する力を養いたいし、そんな機会をこの先作っていきたいと思った映画でした。

最近は子育てと目の前の仕事に翻弄され勉強も考えることも出来てない日々ですが、少しずつ出来ることからやっていきたいと思います。

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