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いつかnoteで連載小説を書きたい。

高校生の頃から小説を書くことが好きになり、完全に自己満足な趣味として、記憶に残る限りでは3本の長編小説を書き上げた。それらは小説雑誌に投稿してみたりもした。
その他にも、サイトを作って100のお題や短編小説を書いたり、二次創作ではあるが同人誌を作っていた時期もある。
しかしいつの間にか、社会人となってからはそれらの趣味に時間を割けなくなってしまい、頭の中で妄想を繰り広げるのみの楽しみ方しかできなくなってしまった。
元々小説を書くという作業の中で、私はプロットを作る段階が一番好きで、それこそ高校生の頃から、プロットノートにはたくさんの妄想が積み上がっていくのに、それらを小説として完成させることはなかなか出来なかった。
何の締め切りもなく、自分のペースだけで書いていいのならおそらく一生の間にあと何作かは完成するのかもしれないが、その致命的な遅さではおそらく私の集中力やモチベーションも維持し続けられないし、目標がないと優先順位がどんどん下がってしまうのも目に見えている。
かと言って、締め切りがあるとそればかりに捉われて、本来書きたい内容が書けなかったりするのではないか…という懸念も拭いきれない。
そこで、連載というパターンはどうだろうと思ってみたのだが、私の今までの傾向を振り返った時、最後まで作品を完成させておいて、それを小出しにするやり方でないと、結局作品の出来としては迷走しまくって辻褄が合わないだとか、小説としては致命的なミスが当たり前に起きてくるだろうと安易に想像できる。
さて困った。
そもそもそんな私が、長編小説を書きたいと思うこと自体が無謀なのかもしれない。文章力や構成力を上げるためには、もしかしたら短編をたくさん書いた方が上達は早いのかもしれない。しかし、それでは私の本当に伝えたいことをまとめられない。
…いや、しかしまずはそこからの特訓が、私には必要なのかもしれない。
伝えたいことを簡潔にまとめること。
これがもしかしたら、アラフォーになるまで実を結ばなかった私の最大の欠点にして弱点なのかも。

何にしても、やはり書くことなしに上達はありえない。
最近は手書きで原稿を書くこと自体アナログだと言われてしまうが、私は高校生の頃、徹夜で原稿用紙に向かって書き続けた時の情熱を、また取り戻したいと思う。
パソコンやスマホばかりで字を書く機会も減り、正直本当に言葉も出てこなくなったし漢字も書けなくなっている。
それらのリハビリも兼ねて、またこのnoteという場で新たな創作活動ができたら…と淡い期待を抱いている。
もう今さら、これでプロになりたいとか、そんな高望みはしない。ただ、やはり書くことが好きなので、自分の軌跡として、何か形に残したいのである。


#エッセイ #創作活動 #創作小説 #短編小説 #小説執筆

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