わたしの放浪記(2) 〜諦めの境地〜
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当日の朝、ひとり旅と言いながらも家から母と一緒に出かけた。
休日によく2人でぷらぷらするその延長で初日の夕方までは母と一緒に過ごすことになった。
ふたりでたまに遊びに来る街だったのでいつものように商店街をみて歩き、昼食を食べて夕方まであっという間に時間が過ぎた。
母と別れ今日の宿に向かった。
駅から10分程大きな道路沿いを歩くと趣のある日本家屋が見えてきた。
わたしが昔から憧れている平屋で、今回の旅の目的の場所だ。
ガラガラガラと引き戸を開けると、玄