わたしの放浪記(5) 〜旅の夜〜
前回の記事はこちら
目的の本屋さんへの再チャレンジを誓いながら、一旦宿の方に歩き出した。
16時を過ぎていただろうか、今日のところはもうゆっくりと過ごそうと思い、宿に戻って荷物を入れ替えてお風呂に入ることにした。
受付時にもらっていた町案内の紙に歩いて行ける距離に銭湯があったので、そこに向かった。
公民館が銭湯になった感じの素朴なところで、懐かしい安心がのあるところだった。
番台の人にお金を払って廊下を進むと向かって左手に女湯と男湯の暖簾が並んでいる。
暖簾をくぐると、お