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簡単な方法でリモート現場監理ができるようになりました。

前回、東京の事務所にいながら神戸の現場をしっかりと監理していく方法を模索する記事を書きました。

現在、現場にカメラが設置され、リモート監理の環境が整いました。
結果としては、想像以上に便利で使い勝手がよいです。

同じように現場に行けずに困っている監理者の参考になればと思い、今回はより具体的な方法について綴って行きます。

【前回の記事はこちら】

今回のリモート現場監理環境をつくる上での目的は以下です。

・イニシャル・ランニングコストを極力少なくする。
・双方向のコミュニケーションを現場にいけるとき以上に高める。
・現場の監督さん・職人さんの負担にならない簡単な方法とする。


リモート現場監理環境をつくるために必要なもの


① 使ってない古いスマホ

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昔使ってて、いまは家の引き出しの中で眠っている。
そんなスマホも現場用のカメラとしてしっかり活躍させることができます。


② アプリ

留守中の防犯やペットの監視等に使用するアプリを流用しました。
240pの画質になりますが、無料で使用することができます。
(月400円の有料プランに入ることで、高画質・広告オフ等の機能を使うことも可能)


③ ネット環境

常時カメラを起動し、通信できる状態にしておくために常時接続できるネット環境が必須です。
現場にネット環境がある場合は大丈夫ですが、ない場合はこちらのwimaxのレンタルが安く短期間で使用できるためオススメです。


④ メールアドレス

カメラ側とビューワー側を繋ぐためにメールアドレスを使用します。
今回はこのプロジェクト用に専用でgmailアドレスを作りました。

素晴らしいのはクライアントや現場監督なども同じメールアドレスを共有していれば同様に現場の様子を見れることです。(同時視聴は不可。残念…)


必要なのはたったこれだけです。
コストとしてはネット環境だけなので、5000円/月もあればシステムをつくることができます。
これで常時現場を遠隔でみることができると思えばかなりメリットがあるのでは、と思います。

実際に私はデスクで仕事をしながら、このように現場を毎日見ています。

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また、現場で確認したいことがあったときは、カメラで該当箇所の様子を映しながら、スピーディーに指示を出すことできています。

建築以外の分野でもかなり使えると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
さて、今日もデスクから現場監理を行います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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