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ひとつだけの機能

今、最寄り駅にあるパン屋さんに併設しているカフェで昼食を食べている。
電波に繋がるのはAppleWatchだけ。
あとは買ったばかりのPomera(ワープロ)とカセットウォークマンを持ってきている。
最近はひとつの機能しか持っていないデバイスがすきだ。

pomera DM250 と SONY Walkman

Pomeraはワープロの機能しか持っていないので(若い人にワープロと言って通じるのか少し不安がある・・・)書くことだけに集中できる。まだ使い始めたばかりだけれど、キータッチもよくてとても気に入っている。
カセットウォークマンにはひとつのカセットテープしか入ってないし、その他のテープも持ってきていない。音楽はこのテープに録音されているものしか聞くことができない状況。
サブスクの何万もある曲の中から選ばなくてもいいのだ。
ちなみに今このnoteを書きながら聞いているのは「違う冬のぼくら サウンドトラック」。

あともって来ているのはノートブックとホルダー(長い鉛筆の芯が入ったようなもの)くらい。
ノートは最近気に入っているコクヨのソフトリングノート無地。
この真っ白なノートの中で今進んでいるプロジェクトのアイデアを考えたり、散らばった思考をまとめたりまた散らばらせたりしている。

AppleWatchは常につけているが、大事な通知を読んだり、簡単なメッセージの返信や電話を受けることはできるので、これがあれば最低限周囲との対応はできる。

あとあったらいいなぁと思っているのは、写真しか撮れないカメラかなと思う。
例えばトイデジカメのペーパーシュートみたいな。…と考えたところでペーパーシュートってどんな仕様だったっけ?と気になり、検索をしようと思ったが、検索できるデバイスがない。一呼吸おいて考えたら、検索するまででもないな、と思えた。検索できるデバイスがなくてよかった。あとはモノクロのGRなんて出たらほしいなぁと妄想している。機能が少ないほどできることが広がる気がしてならない。

引用 https://www.papershoot.com/

いまこのnoteを読み直していて、サブスクに入ってる曲が何万曲って書いたけど一体何曲入っているのだろう?と一瞬気になって検索をしようとしたけど、検索できない。まぁ何万曲だろうが何十万曲だろうがたいした問題ではないのだ。

書くこと以外できないおかげでカセットのA面が終わるまでに書き終わった。こういうのが気持ちいいなぁと思う。

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