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福沢諭吉の一万円札変更:学問のすすめからの再発見

 お札のデザインが変わることが決まりましたね。新札は、2024年7月からお目見えするようです。その中で、一万円札は現在の福沢諭吉から渋沢栄一に変わるとのこと。
長年、諭吉さんの愛称で親しまれてきた一万円札。
諭吉さんの顔を拝めなくなるのは寂しいですね。

さて、突然どうしてこんなことを言い出したかというと、最近「まんがで読破シリーズ」の「学問のすすめ」を読んで感動したからなんです。

諭吉さんについての知識と言えば、「学問のススメ」を書いた人、現「慶応大学を作った人」ということオンリーでした。生まれや人となり、なぜ学校を作ったかなどは全然知りませんでした。

そしてたまたまkindleのおすすめに出てきた「まんがで読破 学問のすすめ」を読んでみたら、彼本人にもですが、「学問のすすめ」もすごい本だったのだなと感動したんです。



1.福沢諭吉の生い立ちは?

さて、福沢諭吉の略歴を大雑把にまとめてみました。

福沢諭吉(1835-1901)は、幕末から明治時代にかけて活躍した日本の思想家、教育者です。豊前中津藩(大分県中津市)の下級武士の子として、大阪にある中津藩蔵屋敷で生れました。幼少期は貧しい環境で育ちましたが、熱心な読書と学習に励み、自らの才能を開花させました。若い頃から蘭学や西洋の思想に触れ、尊王攘夷運動を危惧した時期もあります。
その後、独自の思想を展開し、西洋文明の導入と国家の近代化を提唱しました。彼の代表作である「学問のすすめ」は、日本の近代化における教育の重要性を説き、知識の普及と道徳の向上が国家の発展に不可欠であることを訴えました。また、西洋文明を取り入れながらも日本の伝統や精神を大切にする姿勢も示しました。福沢の思想は、明治維新後の日本の近代化の指針となり、多くの人々に影響を与えました。

エピソードとしては、こんなものがあります。
当時主流だったオランダ語を習得したのち、これからは世界を相手にしなければならないと思った諭吉は英語を勉強することに決めました。その際、一緒に勉強する仲間を募るのですが賛同してくれた人はわずかでした。そんな中でも勉強を始めるファーストペンギンともいうべき姿勢は尊敬できますし、そしてまた、米国派遣、欧州などにも積極的に足を運んでいます。まだ発展途上だった日本において、必要だと思ったことに次々チャレンジして学んでいく彼の行動力のすごさを感じずにはいられませんでした。

2.福沢諭吉の名言

「学問のすすめ」の冒頭部分「天は人の上に人をつくらず、人の下に人を作らず」という言葉は有名ですが、そのあとにこう続くのをご存じでしたか?
「だけれども実際には賢い人と愚かな人、貧しい人と裕福な人、身分の高い人と低い人がいて、雲泥の差がついている。だからその不平等を縮めるために勉強して実力をつけることをお勧めする」と。

諭吉は勉強ができたのに、下級武士出身という身分なために、学校で上級武士出身の者に疎まれるなど、飛躍できない状況が続いた時期がありました。
そういうことを体験しているからこその、この言葉なんです。


3.「学問のすすめ」のすすめ

 
わたしが学問のすすめに抱いた印象は、これって今でいう立派な自己啓発本だな、ということでした。
「人間が成長していくためには5つの要素を働かせる」ことなどが具体的に述べられており、自己啓発の基礎とも言うべき本なのではないかと思ったのです。
また、実行に移すまでに時間のかかる私に響いたのは、こんな言葉でした。
「自分の理想を実現させるためには理想に見合う行動力が必要」
残念ながら私には理想は高く持っているのですが、行動が足りていないところがたくさんあるのです。
この言葉からインプット・アウトプットをもっと増やせるように肝に銘じようと改めて思いました。


4.最後に

 一万円札以外は、1000円札が北里柴三郎に、5000円札は津田梅子に変わります。キャッシュレスの時代ですので、今後はお札自体が消える時代も来るのかもしれません。

時代は変わっていきます。最近はものすごいスピードでいろいろなものが進化していますよね。この時代に福沢諭吉が生きていたら、日々の変化を楽しみながら、その変化も学んでいたのではないかと思います。
1万円札から彼の姿は消えますが、彼の生涯学び続ける精神は忘れないでいたいものだと思いました。

「学問のすすめ」、原書はハードルが高いと思いますので、漫画で読破シリーズ、おすすめです。
kindle unlimitedに加入済の方は現在読み放題枠で読めますのでぜひ読んでみてください!


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