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広げた風呂敷へダイブする

やればやるほど、身の丈以上の深刻な課題があふれるほど出てくる。

やればやるほど、無知が露呈する。

やればやるほど、無力を突きつけられて呆然とする。

できるなら、うつくしくカッコよく仕上がった状態で表したいのだけれどね、そうは問屋が卸さない。

美意識は高い。
美意識ついでに理想も高い。

現実と理想のギャップを埋めるのは、己の胆力のみ!と意気込んだところで飽き性だから下ごしらえに没頭できない。

だからって、脈絡のない目移りはしないし、なんでもかんでも「やればいい」ってものじゃないってことも体がよくわかってる。

何を?
なぜ?
どうやって?

腑に落ちなければ、手足まで脳の指令がいかないみたい。しばらくは、じっと観察してばかり。

でも同時に、「何もできない」とか「何ができるかな」とかモジモジしている時間は、じれったくなってしまう。

どうあがいたって、どんなに身の程知らずだって、最終的にはやるしかない。

本当に実現したいのなら、ちょっと背伸びしたぶんを、未来の自分がきっと埋めてくれるから、信じてみたらいいと思う。

身の程知らずの大風呂敷から不意に始まる、冒険だってある。

自ら広げた大風呂敷に、思い切ってダイブしよう。

身の丈以上の細々とした実利に関わる問題も、掘れば掘るほど分からなくなってゆく世界のことわりも、いずれはぶつかる壁なのだ。

万策尽きたお手上げ状態ではなく、走りながらあれこれ試せるお手玉状態ならば、悩む段階ですらない。

何につけても、はじめっからうまくできるなら、全人類がとっくにとりかかっているさ。

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何につけても「そもそも」を考えがちな1991年生まれ・北海道在住の編集者。カバー画像 by https://twitter.com/meimay_yoshioka

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