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仕事が無くなってからの私のおうち料理

2年前、初めて一人暮らしをして初めて料理をした。
油を入れればとりあえず上手くなるんだろうと思い、調味料も一切つけずもやしと豚肉をレンチンして油をかけただけの料理を作った。
よく「米を洗うのに洗剤を使った新婚さん!」みたいな話をテレビで聞いて笑っていたけど、自分もそのレベルだったと思う。
もちろん美味しいはずもなく、ギトギトになったもやしと肉を無の精神で食した。私の鉄板の笑い話。

それから約2年。モチベーションの波は激しくて、『料理なんて時間の無駄だ!』と思う時もあれば、料理が私の精神を整えてくれた時もあった。
今では自分以外の人に料理を作っていて、人のために作る楽しさを知った。

私の中で料理という行為は、自分の精神状態を把握する一つの指標だ。
料理をすると節約も出来るし、健康的だし、何より料理をする気力があるというエネルギー残量みたいなものを確認できる。仕事から帰ってきてしっかり料理をすると、あぁまだ自分は大丈夫だ、と思える。

一方で、仕事や人間関係で何か上手くいかないことがあるとすぐに自炊をサボる。何日も外食ばかりで、簡単な料理もしたくない。まず皿を洗うことさえ億劫になる。

そんなこんなで上がったり下がったりしてきた私の自炊記録も最近は安定してきた。特に最近は料理が楽しい。理由の一つとして、緊急事態宣言によって自宅にいる時間が増えたこと。私に至っては在宅勤務どころか大人の事情で『自宅待機』扱いになってしまった。給料は支給されるのに働いてはいけない。実質合法ニート。

家で出来ることと言えば料理くらいしかなかった。せっかくなので少しレベルアップした料理に挑戦してみよう。今まで買ったことない食材や、新しいレシピに挑戦してみた。初めて昆布と鰹節で出汁を取ってみた。ニンニクも自分ですり下ろしてみた。こんな小さな一手間で味が全然違った。料理は作って食べてすぐにフィードバックがあるからどんどん楽しくなった。

もう一つ、頑張る動機になったのが、自分以外の他人に料理作るようになったから。今まで自分のために作る時、味見なんてほとんどしなかった。「砂糖醤油みりん入れときゃ大体同じだろ〜」と思っていた。
けれど、誰であれ人様に振舞うとなるとちょっと緊張感が生まれる。よく味ってみるいつも食べてる味付けでも、しょっっぱい、あまい、コクがあるとか敏感になってきた。それに栄養や献立のバランスも考えるようになってきた。

実家に住んでいるときに両親に「あんたは料理も掃除もできないよ」と言われ続けていた。実際、実家にいたときは料理は作らなかったし、手伝うのも嫌だった。まさかそんな自分がこんなに夢中になるとは思わなかった。

この期間限定のある意味ボーナスタイムで、今までにない自分を発見できた気がする。


【おまけ】
参考にしているサイトとか


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都内で営業事務職。さいきんはデザインの勉強をしています。 好きなもの▷コーヒー/無印良品/ガジェット/読書/ジム/You Tube/ドットイラスト
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