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自分の強みを活かせている人、活かせてない人の違い

今回は、自分の強みを活かせている人と活かせていない人の違いについてお話ししたいと思います。

この記事がおすすめの方

ストレングスファインダーなどで自分の強みをチェックしたことがあるけれど、そこから具体的な転職活動に進めず、行動が止まってしまっている方に参考にしていただければと思います。


キャリアで外せない「強み」


転職活動や適職を知りたいというご相談を受ける中で、やはり「あなたの強みは何でしょう?」という話題がよく出てきます。

仕事をするというのは、自分の強みを生かし、その対価としてお金を頂くというのが自然な流れです。

ですから、自分の強みを知っておくことは非常に重要です。



オンライン診断の落とし穴


多くの方がオンラインのアンケートやネットの診断を利用していると思います。

しかし、そこには落とし穴があります。

具体的には、オンラインテストで診断した後、ほとんどの方が無料の診断テストを受け、その結果を見て「当たっている」「外れている」と感じるだけで終わってしまうことが多いののではないでしょうか?

それではもったいない!


診断結果を活用しよう

オンライン診断の結果を見て安心しているだけでは、転職やキャリアデザインは先に進みません。

その結果をどう掘り下げていくかが大事です。


例えば、これは実際私のキャリアコンサルティングであったことですが、最近、「人の役に立ちたい」という項目が適職診断で強く出る方とのセッションが続きました。

介護の仕事やカウンセラーの資格を取ろうと考える方が大半でしたが、実際に話を聞いてみると、イメージが湧かずにモヤモヤしていらっしゃったのです。


検討している職種が「ずれている」


このような場合、検討している職種がずれていることが多いです。

人の役に立ちたいという気持ちは正しいのですが、それを職種に置き換えた時にエラーが起きているのです。

例えば、人の話を聞いてあげることが好きだからといって、必ずしもカウンセラーや占い師が適職とは限りません。

資格を取る勉強が楽しくて、実際に人の役に立てるイメージが浮かぶのであれば、その仕事は合っていると思います。

しかし、勉強は楽しいけれど、その仕事をしているイメージが浮かばない場合は、目指している職種が合っていないかもしれません。


自分に合った職種の見つけ方

自分に合う職種を見極めるには、いきなり職種名を特定しようとしないことです。

人の役に立ちたい方の例で言うと、自分がどのようなシチュエーションで、どんな人の話を聞いている時にしっくりくるのかを思い出してみてください。

例えば、職場で同僚から相談を受けるシーンを思い浮かべたとします。

その相談に対して、あなたが、何を、どのように答えているのかを思い出してみましょう。

あなたは、話をひたすら聞いて包み込むようにしているのか、現実的なアドバイスをしているのか、それともストレスを感じているのか。

人によって、相談者への対応は異なります。

あなたがどのような対応をとっているかによって、あなたに適性のある職種が見えてきます。


具体的な職種の例


話をひたすら聞くのが得意であれば、むしろ、リーダーとして頼られるポジションを確立した方が、話を聞く力を仕事で活かせられるでしょう。

アドバイスしたり、状況と対策を分析するのが得意な人はコンサルタントが向いています。

人当たりが良く、人が相談を持ちかけてくるタイプの人は、営業や販売が向いているかもしれません。


まとめ


強み診断テストの結果から、適職を見つけるには、診断テストででた強みを、表面的に仕事に当てはめようとするのではなく、その強みを使いこなしている場面での、自分の心の中の反応をよく観察することです。

特に、相手が喜んでくれたことこそが、あなたの現実的な強みであり、キャッシュポイントです。

強みをうまく活かせている人は、自分の強みを駆使した時の相手の反応を、客観的に言語化して周りにアピールできています。

逆に、自分の強みを、自分の特性として語るだけ、例えば「私は話を聞くのが好きです」で終わる人は、強みを活かせていない可能性があります。


HSP専門キャリアコンサルタント
みさきじゅり


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