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一生背負うかと思うと息が詰まる。

ほとぼりが覚めたので言語化しておこう。

離婚で揉めている時、毎日何十通とLINEが届いた。内容は実家に逃げたわたしを責め立てるものばかり。「俺を置いてよく逃げれたな」「そんな精神保てない人間に親権なんて考えものだ」「すげえなあ、よくこんな酷いことできるもんだね。相手が傷つくこと平気で言えるんだね」そんなものが毎日毎日数時間おきに何十通も。

ブロックしたかった。とことん縁を切りたかった。しかしこの時は離婚前だったのである日突然保育所に迎えに行くのではないかとハラハラしていたため、これ以上逆上されまいと当たり障りなく相手した。その気遣いもことごとく踏み躙られたが。

やがて話は親権となった。相手には借金があり、ローンは組めないしクレジットカードも作れない。保証人にもなれなかった。わたしより収入が低い。わたしのメンタルをボロボロにさせておきながら「お前のその精神状態で子育てができるはずない」と散々指摘してきたが、「わたしらの話し合いじゃ埒が開かんから、調停にしますか」と言うと「結構です。さようなら。」と返ってきた。法的に争うつもりはなかったらしい。どうやらまだわたしの知らないところでやましい部分があったようだ。

そして、表面上は協議離婚となった。全然協議という協議できてないけど。



そんなこんなでわたしはBPSDとなった。
何を言われるか分からない。また責められる。元夫を見れば毎回恐怖に怯えた。LINEも怖くて開けなくなった。その都度呼吸が荒くなる。面会の送り迎えは母にお願いした。


わたしが離婚したかった理由の一つにわたしには何でもかんでも言う癖に子どもたちには超いい父親を演じていることが腹立たしかったからだ。家の中でわたし1人元夫から逃げ続け、怯える生活をしていた。なのに子どもたちには笑顔振りまき、わたしの前での堂々と子どもらだけを連れて出かけることもあった。明らかに嫌がらせのように。おかげでその当時わたしは子どもたちと一緒にいられる時間が少なかった。

だから面会だって快く思っていない。子どもたちは父親のいいところしか知らない。父親にもらったとおもちゃを持ち帰ってきては床に叩きつけて壊したくなる。

今はそれが一番辛いのだ。誕生日プレゼントにもらったもので子どもが遊んでいると胸の奥でのざわつきが止まらないのだ。苦しい。なんなら吐き気もする。

先日はとうとう「かかの前でそれ出さないで!」言ってしまった。


いろんな考え方があるのだろう。元夫と上手くやってる人だってたくさんいるし、ある程度諦めて連絡を取り合ってる人だっている。わたしにはどうもそれができない。もう恨みとか妬みとかそういう言葉だけでは片付けられない感情が未だおさまらないのだ。

養育費だって少ない。それで毎月生活できていると思われてるのも不甲斐ないが、話し合えない相手だ。弁護士を立てる余裕もない。調停にすればよかったじゃんと思われるだろうが、とにかく当時は逆上されることを恐れていたため相手が望まないことを影でこっそりとかできなかった。

もう別れたのに、元夫がまだわたしの頭に存在する。思い出した時、なんとも言えない怒りが込み上げてくる。何も起きてないのに、急に荒れ狂ってしまう。どうすれば抜け出せるのか、専門家を相談したこともあったが、わたし自身まだ先に進めないでいる。解放される未来が見えなくて一生洞窟の中な気がして仕方がない。怖い。とにかく怖い。

抜け出せないのはわたしの問題なのだろうが、傷痕が思ったより深かった。

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