自分の体の主人公になる・・・破壊と再生

自分の人生の主人公になることは、よく知っていた。
心が自分軸になることも。
ところが、自分の人生の「体」の主人公になることは、まったくできていなかった。
 
幼い頃から精神的抑圧を受けていた私は、自分の体から出て行くのが常だった。
あまりに現実が辛かったからだ。
いつしか、体から少し離れて生きる方が普通になってしまい、健康だったこともあり、自分の体を忘れていた。
私はこの次元が嫌で、次元上昇ばかりに夢中になり、瞑想などで宇宙とつながり続けてきた。
ライトワーカーや宇宙由来の魂たちは、天と繋がることは難しくはない。
むしろ、この次元の現実で生きることの方が難しいのだ。
 
私はこの次元を楽しめず、つまらないもののように感じてきた。
それでも、なんとか美しいメッセージを伝えようと15年以上頑張ってきた。
しかし、それは簡単なことではなかった。
昨年、この娑婆の汚さに辟易し周りの人をなんとか光へ導こうとうすることを完全にあきらめた。
それが、2022年の暮れだった。
奇しくも、風の時代に入った時だ。
そこから、私は長く自分の体のケアを忘れていたことで、深刻な病になっていたことが判明し、そこから自分の体との向き合いが始まった。
その時、現在67歳の私は、生まれてはじめて自分の体に入ったのだ。
今まで自分の体というものをハンドルしていたつもりだった。
わかったつもりでいたが、まったくよくわかっていなかったのだ。
体はまるで他人の物のように感じた。
自分の意識と体は、ほぼ分離していた。
よく知らないこの物体、一体、どうしたらこの体は循環し、元気になるのだろうか?
わからない。
まったく自分の体なのに信頼できない。
私の体は本当は何を求めているのか?
栄養は、睡眠は、運動は?
まったく感じない。
いろいろやってみても、何も答えてくれない。
自分の体にかかりきりになったのに、体はまったく変化なし。
悩みに悩み、必死になりいろいろやってみたが、結局、心が折れて途中で病院検査をするのをやめてしまった。
あ~もう死んでもいいかもとさえ思った。
 
しかし、前のブログでも書いたが、今年に入り心が徐々に元気に前向きになってきたこともあり、体の治療を再開した。
 
ここから何が言いたいかと言うと、次元上昇においてスピリチュアル的になるのもいいが、私の場合はまずは体ありき、この地上にしっかりとグランディングしていくことが大事なことだとわかったということ。
自分の体を誰かに一方的に任せてしまうのではなく、自分の体と共に居て、体を気遣い大事にしていくこと。
そう、自分の主人公になるだけでなく、自分の「体」の主人公にもなるということ。
人はこの地球で魂と心だけでは生きられない。
私は自分の治療について、どの病院、どの先生がいいか?薬はどうするか?自然療法は?などに迷っていたが、やっと、自分の体と繋がり始めている今、体を信頼し魂と共に一つ一つ相談しながら進めていくことなった。
 
 
♥「破壊と再生」この言葉が今の私には一番しっくりくる。
私は病発覚後、自分の体を心配しまくり、それが悪い妄想となりどんどん膨らみ、それが頭の中でぐるぐる回り夜眠れなくなり、どんどん鬱っぽくなっていった。
苦しみは自分の体と繋がっていなかったために起こっていた。
体を信頼できていなかったのだ。
こうして自分の体の主人公になれたことで、心配する想いを手放すことになった。
このネガティブな想いは「破戒」され、新たに私の体は「再生」されていくことになると信じている。
 
★体の元気を取り戻したらここから移動し、次にやることが待っている。
それは私が本当にやりたいことだ。
これはこのブログで何度も語っているが、それは魂でつながっている人たちと共にコミニティーを作り、みんなで助け合い支え合い笑いながら共に生きていくという地上の楽園を作ることである。
 
この実現のために・・・私は新たに生きていくんだと決めたよ!

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