私の居場所は自分の体だった

自分の居場所をずーっと探してきたように思う。
 
♥どの地も国も同じ?
次、次と行くところを見つけながら動いてきた。
 
3年前くらいから10年以上住んだこの地を離れようとあちこち探しに行ってみた。
 
しかし、ここよりピンとくるものがない。
 
私は定住したことがなく、いつも気の赴くままに動いてきた。
 
というとヒッピー的だが、まったく反対で本来は慎重でまじめな方である。
 
ただ、常に一つのところに居ることに抵抗があった。
 
自分が宇宙由来の魂であることを確認した時、自分の故郷はこの地球ではないとわかり安堵した。
 
だから、いろいろなところに住んでみたが、地球のどこにも馴染めない、かといって、どこもまあまあ同じように楽しめた。
 
どの地にも、どの国にも、良いところと良くないところがあるだけだった。
 
それでも、この札幌は冬以外はとても住みやすかった。
 
厳冬の寒さは私の体に厳しくなってきた。
 
太陽の光を求めて南下することにしよう。
 
暑すぎてムシムシするのはかなり苦痛であるがいたしかたない。
 
♥私の居る場を発見
さて、私にとって居心地のいい場とはどこなのだろうか?
 
地球が故郷でないとしても体は地球に属している。
 
体は地球に住むにはなくてはならない乗り物である。
 
これが壊れると地球で生きにくくなる、あるいは、生きられない。
 
体あっての地球ライフだ。
 
そして、今回、やっとこの体こそが・・・私の地球での居場所であることに気づいた。
 
今回、病になり自分の体と向き合うことになり、体との関係を見直したことで、どうやったら私は体と繋がることができるか試行錯誤してきた。
 
 
そこで、私は今まで外にばかり目を向け、居心地の良い場、住むところを求めていたことでどこに行っても自分の居場所を見つけることができなかったとはたと気づいた。。
 
おまけに、自分の体がないような感覚であったために体の欲求を無視してきたのだった。
 
当たり前に体は自分についてくるだろうと高をくくっていた。
 
体の調子が悪くなると自由に動けない。
 
体が壊れると生きる意欲がなくなる。
 
この自分の体こそ自分の居場所だった。
 
これは、私にとって大きな発見であった。
 
 
♥愛おしい私と体
幼い頃から両親に愛されていない、受け入れられていないと思い、私は自分が大嫌いだった。
 
自分の名前さえ人に言うことが嫌だった。
 
30代近くになり、自分を好きになりたいとスピリチュアルを学び、少しずつ自分を受け入れられるようになった。
 
自分を好きになり、大嫌いだった名前を人に堂々と言えるようになった。
 
そして、今回、やっと自分の体のすべてひとつ残らず、受け入れられるようになった。
 
愛おしい私の体さん、今まで本当にごめんなさい。
 
私は体さんと共に生きていく。
 
 
♥新しい私の体
私は自分の居場所であるこの体と共に、もっと地球を楽しもうと思う。
 
宇宙からの光を降ろし、ハートから愛があふれていくように、光あれ!と意図しよう。

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