一歩踏み出すキッカケは?「仕事獲得に踏み出せずにいた」マインドの変化を経てライタースクールLEarnを立ち上げた想いとは
「ひとりで勉強していた1年間、受講も進まなかったしお仕事にも挑戦できなかった。もったいないでしょ?」
そう笑って教えてくれたのは、2023年9月にライタースクールLEarnを立ち上げた講師のひとりである、まいはるさん。
フリーランスやライターになりたくても、最初のお仕事獲得が大きな壁となり、一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
どれだけ勉強しても一向に自信が持てない……なんてこともめずらしくありません。
今回インタビューさせていただいたまいはるさんも、お仕事獲得への行動ができなかったひとり。
キャリアスクールに入会したものの、勉強ばかりで1年間も行動に移せなかったと語ってくれました。
インタビューさせていただいたのはこの方▼
ライタースクールLEarnを立ち上げたその背景には「みんなには私と同じような苦労をして欲しくない」という熱い想いがありました。
ライタースクールLEarnとは
LEarnのURLはこちら▶ライタースクールLEarn
まいはるさんは現在、ライターとマーケター、ファシリテーターの3つの軸で仕事をしています。3人のお子さんを育てながら、フリーランスとしてマルチに働けるのは「周りに支えられている」からこそ。
「昼間、一番下の子はミーティングのときは、ベビーシッターさんに見てもらっています。子どもたちの時間管理なんて把握できないから、それぞれに任せています。『なんかあるんだったら、自分から発信をお願いします!』って」
「そんなだから、わたし自身の時間管理は忘れていて。みんなに「忘れてごめんなさい」って言いながら歩いて回っています。朝は旦那さんに『今日、私がやることは何?教えて!』って感じで」
「仕事でも、連絡の行き違いで出勤する曜日を間違えたことがあったんですけど、「ごめんなさい」で「OK!」って言ってもらいました」
そんなまいはるさんが周りに助けてもらえるような関係性を築けているのは、コミュニケーションを特に大切にしているから。
「コミュニケーションは特に大切にしていて、『アゲ』とか『ラブ』とかたくさん使います。スタンプの鬼です(笑)自分が心地いいと思えるようなコミュニケーションに、どんどん巻き込むようにしています」
まいはるさんも、はじめは『お願いいたします』や『本日は~』など堅苦しい表現をしていたそう。
「そうしていると、お互いに困ったときに言い出しにくくなっていて、細部のすり合わせができないことがあったんです。言い出しにくいと、認識にズレが起きたりして」
「『これじゃダメだ!』って思ったときに、心地よいと思えるコミュニケーションの方がいいって気付いたんです。だから、私から言い出しやすい環境をつくるように気を付けています」
実際、自分から歩み寄ることで相手からもハートのスタンプが返ってくるようになり、本音ベースで話せるようになりました。
本音で関係性を築けたことでお互いの信頼度が上がり、仕事への達成感や充実感が高まったとまいはるさんは話します。
「はじめはパソコンも使えなくて、電源ってどうやってつけますか。みたいなレベルでした。」
今の働き方を目指したのは、お子さんの発達について真剣に向き合ったことがきっかけでした。
「発達障害じゃないんですか?」と言われて
「長男が年中のときに園の先生に『発達障害じゃないんですか』って言われたんです。もう衝撃でした。そこから、母親像とか自分の中にあった固定概念を1から考え直すきっかけになりました」
そうして深く調べて考えていくなかで見つけたのは「自分が思っていた固定概念って、自分で勝手に作り上げていた」ということ。
「母親だから働いたらダメなんだって勝手に思っていたけれど、私だって働いてもいいし私だって自分の幸せを考えていいんだって、教えてもらいました。」
お子さんのことがきっかけで、自分自身への思い込みを解き放つことができました。
WEBスクールの受付業務をスタート。未経験だったパソコンの使い方を身に着けた後、「手に職をつけたくて」とキャリアスクールに入会しました。
「実は、キャリアスクールに入って1年は迷走していました。受講も進まなかったし、お仕事にも挑戦できなかった。
マインド面でもすごく落ち込むことが多かったです。ただただインプットし続けて、何も行動を起こせなかった1年でした」
「『馴れ合いはしないぞ』とか『すぐにスキルを身に着けて受講料と入会金を回収して、退会する』と思っていたんです。そんなだから、誰ともコミュニケーションを取らず、ひとりでもくもくと受講していましたね」
「お仕事獲得できるか」とか「受講料をいかに回収できるか」ということばかりに意識がいきがちなキャリアスクール。
まいはるさんが気付いたのは「大切なのはそこじゃない」ということ。「コミュニティを併用しながらやっていかないとフリーランスって難しい」そう語る彼女に一体どんなマインドの変化があったのでしょうか。
避けていたコミュニティに参加したのは、以前から好きだったライターさんがコミュニティプランナー(チームリーダーの役割を担う)となったから。
「この人と何かしたい」そう思ったことがきっかけとなりました。
「実際にコミュニティでは、行動変容を起こせるような活動をしていたんです。参加してくれた方が『一歩を踏み出す』ことを目標としたイベントであったり、言葉の使い方であったり」
「この活動のなかで、誰かを応援しているようで私が応援されている。誰かを笑顔にしようとするなかで、私が笑顔にしてもらっていたことに気づきました。
応援して応援してもらって、またべつの誰かに応援が循環して。あ、この循環こそが私が”なりわい”にしたい理念だ、と気付いたんです。」
この経験があって「背中押しの人」となったまいはるさん。
自らがお仕事獲得までに迷走したからこそ、「次の誰かには同じ思いをして欲しくない」「周りに助けてもらったからこそ私が助けたい」そんな熱い想いが、3ヶ月という短い期間でお仕事を獲得するライタースクールLEarnの誕生につながりました。
「慣れあいたくないとか、キラキラしていてコミュニティに入りにくいとか、 その気持ちもわかるんです。
だけど、結局はそのコミュニティに入って、 自分と同じ環境で応援し合える仲間がいることは、フリーランスとか 勉強を続けていく中ではすごくすごく大事」
「ここが揃ってなくても続けられる人はもちろんいる。 だけど、大半の人間はこの環境と仲間がいないと心が折れてしまう弱い生き物だと伝えたいですね」
「だからこそコミュニティに入って自分に置かれる環境を整えたら、そこからやっと頑張ることができるんです」
フリーランスのライターとして一歩を踏み出す勇気をくれたのは仲間。
フリーランスになってからも挑戦し続けていくためには「応援し合える仲間が大切」と、まいはるさんは教えてくれました。
3ヶ月でお仕事獲得を目指すライタースクールLEarnでは、現在0期生が活動中。11月以降に1期生を募集予定です。
募集開始については、Xで(旧Twitter)でご案内予定です。
Xでは、これまでのLEarnの活動も見ることができるので、アカウントをフォローして募集開始のご案内をお待ちください。
LEarnのX(旧Twitter)はこちら▼
編集後記
自己紹介noteにもジブリが好きだと書かれているまいはるさん。今回のインタビューのなかで「魔女の宅急便の主人公、キキちゃんが好き!」と、教えてくれました。
キキの明るさだけでなく、困っている人を放っておけない優しさや後先考えずにどんどん進んでいく行動力は、インタビューさせていただいたまいはるさんのイメージにピッタリ。
「将来は魔女みたいな暮らしをしたい」と明るく話してくれたまいはるさんの活躍に、これからも目が離せません。