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詩 『才能』

誰もが羨んだ

妬んだ。嫉んだ。

そうやって負の連鎖が続く

誰もが望んだ。

誰もが欲しがった

本当の私を見て欲しいだけなのに

私のことは見えていない

そうやって恨まれて妬まれて

勘違いされて生きてきた

誰もが羨むものを

どこかへ置いて行きたい。

そんな贅沢な言葉を紡いでは

口に蓋をする

私の口は災いの口

いつだって

私の口は災いの口だった

見えてきたのはあたたかい仲間

全てを受け入れる大きな心

忘れられない優しい言葉

私の口は幸せの口。

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