詩 『終わり』
夜の闇に飲み込まれそうな小さな自分
光の闇も飲み込んでしまう夜の闇は
夕闇とは違う
希望のない色をしている
夜になると心の闇が私を迎えに来る
自分のわずかな光も飲み込んでいく
まだまだ続く長い命の光に
終止符を打たせようと
勢い余って飛び込んでくる
圧倒されてしまう私の劣等感と
そこから飛び出してしまいたい衝動にかられて
もういっそのこと自分から夜の闇に
飛び込んでしまおう
さようならの一言も言う暇なく
胸の内に溢れた泡を慌てて消して去っていく
後悔ないと、、
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